暖機運転はエンジンに優しく、そして厳しい[カスタムHOW TO]

暖機運転はエンジンに優しく、そして厳しい!?
暖機運転はエンジンに優しく、そして厳しい!?全 1 枚

エンジンを傷めないために気をつけたい暖機運転。昔ほど暖気にシビアさはなくなったが、エンジンだって寝起きに全力疾走しろと言われたらいい気持ちはしない。正しい暖気のやり方に迫る。

暖機運転とはエンジンを掛けて走り出す前にエンジンを暖めること。エンジン内部にオイルを循環させることで摩耗を防ぎ、温めることでエンジン内部が本来の設計寸法になり、クリアランスが適正になることで本来の性能を発揮できる。

しかし、実は暖機運転はエンジンに厳しい側面もある。アイドリングでエンジンを温めていると、なかなか温度が上がらずクリアランスが適正にならないためにピストンサイドから混合気が漏れる。クランクケース内に落ちた混合気はエンジンオイルに吸収されて、オイルにはガソリン成分が増えていく。ガソリンによってオイルはシャバシャバになり、潤滑性能が落ちていくということが起きる。

●エンジンにとっての理想は走りながら温めること
●事情は変わってレースでは仕方なく空ぶかしで暖気する
●ちなみにNASCARは温めたオイルを循環させて暖気している

本文(Mycar-life)へ https://www.mycar-life.com/article/2022/03/29/24231.html

《加茂新》

加茂新

加茂新|チューニングカーライター チューニング雑誌を編集長含め丸15年製作して独立。その間、乗り継いたチューニングカーは、AE86(現在所有)/180SX/S15/SCP10/86前期/86後期/GR86(現在所有)/ZC33S(現在所有)。自分のカラダやフィーリング、使う用途に合わせてチューニングすることで、もっと乗りやすく楽しくなるカーライフの世界を紹介。

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