北海道電力のEVカーシェア実証実験、スマホが鍵になる「バーチャルキー」を活用

バーチャルキーのシステム
バーチャルキーのシステム全 2 枚

イードジゴワッツが共同開発した、スマホがクルマの鍵になる「バーチャルキー」が、4月1日から北海道電力が実施するEVカーシェアリングの実証事業に採用される。

バーチャルキーは、クルマのスマートキーの機能をスマートフォンに置き換えるスマートロックシステム。ジゴワッツの認証基盤技術「JigoAuth」を利用した認証サーバとスマートフォンアプリおよび専用車載器により構成。自動車の鍵の解錠・施錠だけでなく、プッシュスタートボタンの有効化・無効化操作も行うことができる。

バーチャルキーはこれまでも、NTT東日本の社用車を休日にカーシェア化する「ノッテッテ」、マンション住民に向けたEVカーシェアを提供する九州電力の「weev」、24時間非対面貸出しを実現した「オールタイムレンタカー」などに活用されている。

今回の実証事業では、北海道電力が行う、テスラ『モデル3』や日産『リーフ』を使ったEVカーシェアリングにバーチャルキーを活用。カーボンニュートラル実現に向けて取り組みを進めている11社の民間企業に利用してもらい、事業性および運用面の課題を検証する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. 新型EVセダン『マツダ6e』、カーフェスト2025で英国一般初公開へ
  4. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  5. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る