超レアな“デメキン”スバル『360』コマーシャルなど:ヴィンテージ宮田…オートモビルカウンシル2022

ヴィンテージ宮田(オートモビルカウンシル2022)
ヴィンテージ宮田(オートモビルカウンシル2022)全 19 枚

旧車販売&レストアのヴィンテージ宮田(三重県)は、最高のコンディションに仕上げられた6台をオートモビルカウンシル2022に展示。中でも超希少なのが、初期型”デメキン”スバル『360』のコマーシャルだ。

ヴィンテージ宮田(オートモビルカウンシル2022)ヴィンテージ宮田(オートモビルカウンシル2022)

展示されているのは1961年型。ヘッドライトが出っ張った”デメキン”と呼ばれる初期モデルだ。コマーシャルは、後席シートを取り除き荷物置き場としてルーフ後半を開閉式キャンバストップとした仕様。荷物の出し入れのため、リアサイドウインドウが窓枠ごと外側へ倒れるようになっている。この個体は各部レストア仕上げで、幌も張り替え済み。スバル好きの宮田篤社長によれば、現在「日本に3台しかない」という超希少車。ちなみに販売価格は1500万円である。

この隣には、さらに古いノーマルスタイルのデメキン。デビューから間もない1960年式で、フロントバンパーがまだ2分割だった頃のものだ。いずれも海外流出を阻止するために国内販売限定となっている。

ヴィンテージ宮田(オートモビルカウンシル2022)ヴィンテージ宮田(オートモビルカウンシル2022)

フロントウインドウが後期型より5センチ低い“ローウインドウ”と呼ばれる、初期型のダットサン『フェアレディ2000』(1967年)もレア。社外のパワーステアリングやクーラーなどの快適装備付きだ。トヨタ『2000GT』(1970年)と日産『フェアレディZ 432』(1970年)、トヨタ『スプリンタートレノ』(1974年)も来場者から熱い視線を浴びていた。

《嶽宮 三郎》

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