VWグループのEV世界販売、65%増と好調 2022年第1四半期

フォルクスワーゲン ID.4
フォルクスワーゲン ID.4全 7 枚

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は4月14日、2022年第1四半期(1~3月)のEV世界販売の結果を発表した。グループ全体のEV世界販売実績は、9万9100台。前年同期比は65.2%増と伸びている。

9万9100台のEVのうち、フォルクスワーゲン乗用車ブランドは5万3400台。前年同期比は73.7%増と伸びた。第1四半期のEVの世界販売台数の6万5100台のうち、最多を占めたのは、『ID.4』で3万0300台。『ID.3』が1万3000台で、これに続いた。

アウディの2022年第1四半期のEVの世界販売台数は、前年同期比66.2%増の2万4200台。全販売台数の2万4200台のうち、最多となったのは、電動SUVの『Q4 e-tron』と電動SUVクーペの『Q4 e-tronスポーツバック』で、合計1万0700台。電動SUVの『e-tron』と電動SUVクーペの『e-tronスポーツバック』は、合計1万0300台を売り上げた。

ポルシェの2022年第1四半期のEVの世界販売台数は9500台。前年同期比は4.4%増だった。9500台の販売台数は、『タイカン』と『タイカンクロスツーリスモ』を合計した数字だ。タイカンクロスツーリスモは、タイカンの派生車種。オフロードテイストを強調したクロスオーバーEVとなる。

また、2022年第1四半期のグループ全体のEVの市場別販売実績は、欧州が5万8400台で最多。前年同期比は33.5%増と伸びた。米国は前年同期比16.2%増の7900台、中国はおよそ4.6倍の2万8800台だった。

《森脇稔》

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