アウディ『A4』最後のエンジン車か!? 次期型はEVも併売の可能性

アウディ A4アバント 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
アウディ A4アバント 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 11 枚

アウディの主力Dセグメントワゴン『A4アバント』次期型の最新プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。A4シリーズは、2020年代終わりにフルエレクトリックに移行する前に、最後のパワートレイン刷新を図るとみられる。

開発は初期段階のため、まだまだプロトタイプのカモフラージュは厳重だが、グリルは小型化され、その下の開口部も小さくなっていることがわかる。またヘッドライトもタイトに見え、フロントバンパーの両サイドには縦型のベントが配置されているほか、ドアハンドルが滑らかになり、空力的に利点をもたらす可能性がありそうだ。

アウディ A4アバント 次期型プロトタイプ(スクープ写真)アウディ A4アバント 次期型プロトタイプ(スクープ写真)

テールゲートのカモフラージュにある小さな長方形の切り抜きは、リバースライトが配置されている場所を示している。LEDテールライトはプレースホルダー(ダミー)ながら、実際の幅を確認することができる。また両サイドのライトの間には、LEDライトバー、あるいはトリムピースが隠されているはずだ。次期型では、全体的にコンポーネントがコンパクトデザインとなった印象だが、ボディは拡大し『A6』の領域に入ると思われる。

次期型のパワートレインは、電動化が必至だ。おそらく、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンとディーゼルエンジンはマイルドハイブリッドを組み合わせ、さらに2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン+電気モーターのプラグインハイブリッドもラインアップされるだろう。また次期型では、マニュアルトランスミッションが完全に廃止されオートマチックのみの設定となることが予想されている。

アウディ A4アバント 次期型プロトタイプ(スクープ写真)アウディ A4アバント 次期型プロトタイプ(スクープ写真)

フルエレクトリック化に向かうアウディだが、そのラインアップにはA4も含まれる。次期型では、最後の内燃機関モデルと同時にフルEVの『A4 e-tron』を導入することで、スムーズな移行を図る可能性もある。

次期型A4、およびA4アバントの登場は、2023年後半と予想される。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る