大幅リニューアルの「学生EVデザインコンテスト」、エントリー締切を6月20日まで延長

国際学生“社会的EV”デザインコンテスト2022
国際学生“社会的EV”デザインコンテスト2022全 2 枚

電気自動車普及協会(APEV)は、「国際学生“社会的EV”デザインコンテスト2022」について、エントリー締切を6月20日まで延長すると発表した。

国際学生EVデザインコンテストは、EVに関する活動の活性化や、次世代を担う学生にモノ作りの楽しさを体験してもらうことを目的として2013年に初開催。2019年まで東京モーターショーの開催時期に合わせ、2年毎に計4回を実施してきた。

コロナ禍により1年の延期となった5回目は、大きく変わる自動車産業の方向性を鑑み、これまでのEVのデザインをメインとしたコンセプトを大幅に変更。「2040年の社会デザインをメインとした中でのEVの役割・デザイン・ユーザビリテイ」を考えるコンテストとして開催する。また、ワークショップなども併せて開催。社会デザインとEVの可能性の研究を通して、次世代を担う融合型人材の育成を目指す。

コンテストの課題は「“社会デザインとEV”2040の提案」。18歳以上の学生(1名もしくはチームも可)を対象に2月より作品の募集を開始した。エントリー締切は当初5月を予定していたが、コンテストのコンセプトを大きく変えたことを再度明確に伝え、幅広い学部学科の学生の応募を増やすことを目的に6月20日に延長した。

一次作品提出締切は7月19日。応募作品はデザインに加え、アイデアのオリジナリティや実現性、プレゼンテーション力を基準に審査。最終審査および表彰式は「CEATEC 2022」初日の10月18日での開催に向けて調整中だ。

スケジュール

・エントリー締切:6月20日(月)
・1次作品提出締切:7月19日(火)
・1次審査結果発表:8月1日(月)
・ワークショップ1:8月10日(水)※1次審査通過チームが参加
・2次作品提出締切:9月5日(月)
・2次審査結果発表:9月21日(水)
・ワークショップ2:10月9日(日)※2次審査通過チームが参加
・最終審査&表彰式およびAPEVシンポジウム:10月18日(火)※CEATEC2022の開催初日の実施を調整中

審査委員会メンバー

審査委員長
藤原洋(APEV理事、ブロードバンドタワー会長兼社長CEO)

審査委員
安藤忠雄(建築家、東京大学特別栄誉教授)井原慶子(Future CEO、カーレーサー)
ジャン・ファン(広州自動車グループデザイン担当副社長)
竹岡圭(モータージャーナリスト、日本自動車ジャーナリスト協会副会長)
松本博子(女子美術大学 理事 副学長 研究所長 芸術学部 デザイン・工芸学科 教授)
パトリック・ルケモン(デザイナー、元ルノーデザイン担当副社長)
脇田玲(アーティスト、慶應義塾大学環境情報学部教授)
田嶋伸博(APEV代表理事、タジマモーターコーポレーション会長兼社長/CEO)

賞品

・最優秀賞 副賞20万円+賞状
・経済産業大臣賞 副賞10万円+賞状
・国土交通大臣賞 副賞10万円+賞状
・協賛団体賞 協賛団体から提供される物品等+賞状


《纐纈敏也@DAYS》

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