ブラバスのオフロード専用車は900馬力、15人の顧客のために生産へ[詳細写真]

ブラバス 900 クローラー
ブラバス 900 クローラー全 20 枚

ブラバスは5月5日、公道走行不可のオフロード専用車、ブラバス『900クローラー』(BRABUS 900 Crawler)を欧州で発表した。砂漠などを走行できる究極のバギーとして、世界限定15台を生産する予定だ。

メルセデスベンツ『Gクラス』がベースのように見える900クローラーだが、ブラバスのオリジナルモデルだ。高剛性のチューブフレームにカーボン製ボディを組み合わせている。フロントをはじめ、側面には窓ガラスのないオープンボディとなる。頭上には、カーボンファイバー製のルーフパネルが付く。フルカーボン製のレーシングシートと4点式シートベルトを装備した。乗員同士の会話のために、インターコムシステムを搭載。車載の4つのカーボン製ヘルメットやヘッドセットに組み込まれた専用インターホンで通信する。

専用開発されたBRABUSアルミ製ストラットは、調整可能なショックアブソーバーと組み合わせて、530mmの最低地上高を実現した。これにより、砂漠などのオフロードでの走破性を高めている。ボディサイズは全長4624mm、全幅2105mm、全高2337mm。Gクラス(全長4660mm、全幅1985mm、全高1975mm)よりも36mm短いが、120mmワイドで362mm背が高い。車両重量は2065kgとした。


《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 洗車で「水シミZERO」、水道に取り付けるだけで純水を生成…サンコーが発売
  2. フィアット『デュカト』2台をひとつに、キャンピングカー製造を効率化…独キャラバンサロン2025
  3. スズキ『アルトラパン』が10年目のビッグマイチェン! 開発者が語る「長く愛される理由」と、それでもデザインを大刷新したワケ
  4. VW『T-Roc』新型、全車マイルドハイブリッドに…全長120mm拡大で快適性向上
  5. 極限の軽量ホイール革命!レイズ ボルクレーシング『CE28N-plus SL』が示す究極の走行性能PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る