北海道新幹線新小樽駅、コンセプトは「まちの記憶」…駅設計に着手へ

(仮称)新小樽駅の周辺整備イメージ。開業後は中心部の小樽駅とのアクセスも注目される。
(仮称)新小樽駅の周辺整備イメージ。開業後は中心部の小樽駅とのアクセスも注目される。全 3 枚

独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は5月18日、2030年度末に予定されている北海道新幹線札幌延伸時に開業する新小樽駅(北海道小樽市)のデザインコンセプトを小樽市より受領したと発表した。

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鉄道・運輸機構では2021年5月に小樽市に対してデザインコンセプトの作成を依頼したが、今回、「浪漫が薫る 温もりと心地よさを感じる駅~まちの記憶を未来へ~」とする提案を受けた。

小樽市ではこのデザインコンセプトを「小樽らしさを形成する歴史文化や自然環境を『まちの記憶』として駅舎に映し出し、後世へと受け継いでいきたいという小樽市民の願いが込められている」としており、今後これを基に鉄道・運輸機構が駅の設計を行ない、デザインの素案を小樽市へ提案する運びとなっている。

新小樽駅は、小樽駅から5kmほど南の後志(しりべし)自動車道が通る天神地区に建設され、山間部に位置する駅となる。


《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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