幻のポルシェ『911ST』が50年ぶりの復活か!? これが次なるヘリテージモデルだ

ポルシェ 911ST プロトタイプ(スクープ写真)
ポルシェ 911ST プロトタイプ(スクープ写真)全 25 枚

ポルシェが『911』の新たなヘリテージモデル『911ST』を発売することが判明した。約50年ぶりの復活となる新型「ST」のプロトタイプ車両を、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

50年ぶりに復活する幻のポルシェ『911ST』

オリジナルの911STは、1970年にレースカーとして開発。当時史上最軽量の911として24台のみが生産された幻のモデルだ。

新型 911STは、最近発売された「スポーツクラシック」のダブルバブルルーフを採用。フロントバンパー、ボンネットスクープ、ホイール、ディフューザー、デュアルエキゾースト、リアバンパーの形状から、『911GT3ツーリング』をベースとして開発されているようだ。ただし、GT3とGT3ツーリングのどちらとも異なる点もいくつかある。

最も顕著な違いは、新設計されたフロントフェンダー後部のエアアウトレットだろう。またドアも微調整されているほか、足回りでは幅の広いY字スポークを備えたセンターロックホイールが確認できる。

後部での注目はエンジンカバーのメッシュに配置されている黒い円だろう。おそらくスポーツクラシックのようなヘリテージモデルの証となるロゴが配置されると思われる。

パワートレインもGT3ツーリングと共有する可能性がある。その場合、自然吸気の4.0リットル水平対向6気筒エンジンを搭載、6速マニュアル、またはオプションの7速PDKオートマチックと組み合わされ、最高出力は502ps、最大トルク469Nmを発揮するだろう。

ポルシェは3台のヘリテージモデルを計画しており、1台目はスポーツクラシック、次はST、そして最後に「RS」の登場が予想されている。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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