左ハンドルのホンダ フィット! US仕様で雰囲気激変…34th MOONEYES Street Car Nationals

左ハンドルのホンダ フィット! US仕様で雰囲気激変…34th MOONEYES Street Car Nationals
左ハンドルのホンダ フィット! US仕様で雰囲気激変…34th MOONEYES Street Car Nationals全 34 枚

ムーンアイズ主催の「34th MOONEYES Street Car Nationals」。中でも身近で古いアメ車に詳しいエキスパート名ユーザーでなくても楽しめたのが日本車のエントリーだ。

いわゆるUSDMやUS仕様などと呼ばれる、北米への輸出車を模したカスタムやパーツ交換を施したクルマは数多く、国産車だけど北米で走っている仕様に近づけることを楽しんでいるユーザーも多い。

左ハンドルのホンダ フィット! US仕様で雰囲気激変…34th MOONEYES Street Car Nationals左ハンドルのホンダ フィット! US仕様で雰囲気激変…34th MOONEYES Street Car Nationals

もっとも典型的な例が右ハンドル仕様の国内モデルに対してライト類やエンブレムなどを北米仕様に変更してモディファイするスタイル。グリルやバンパーが異なるなど徹底して現地仕様に変更することで国内仕様との差別化を図っているのが特徴だ。以前から日産やトヨタなど各メーカーのクルマで実施されてきた手法だが、会場にはスバルの集団を発見。

左ハンドルのホンダ フィット! US仕様で雰囲気激変…34th MOONEYES Street Car Nationals左ハンドルのホンダ フィット! US仕様で雰囲気激変…34th MOONEYES Street Car Nationals

『アウトバック』をUS仕様にチェンジした仕様はグリル、バンパーなどがそっくりUSパーツに変更されていた。また『XV』の北米仕様である『CROSSTREK』のエンブレムを用いて、なおかつリフトアップ&グリルガードを備えたデザートランナー仕様にカスタムしている車両など、それぞれの想いとオリジナルのテイストでカスタムしている車両も多く楽しめるジャンルだった。

左ハンドルのホンダ フィット! US仕様で雰囲気激変…34th MOONEYES Street Car Nationals左ハンドルのホンダ フィット! US仕様で雰囲気激変…34th MOONEYES Street Car Nationals

また、本物の輸出仕様を楽しんでいるユーザーも多い。つまりは左ハンドル仕様だ。北米でヒットした車両を逆輸入して、楽しむユーザーは多い。日産『Z』の左ハンドルにはシボレーの5.7Lエンジンを積み込むなど、アメリカンなカスタム手法を施しているのも独特。王道であるトヨタ『スープラ』の左ハンドル仕様などは複数台のマニアが集まった。一方ではホンダ『フィット』の左ハンドル仕様など、ちょっと変わった車種を愛して止まないユーザーもいて、かなり奥が深いジャンルなのだ。

左ハンドルのホンダ フィット! US仕様で雰囲気激変…34th MOONEYES Street Car Nationals左ハンドルのホンダ フィット! US仕様で雰囲気激変…34th MOONEYES Street Car Nationals

さらに日本車だけど輸出仕様しか存在しない車種をあえて国内で楽しむスタイルもある。その代表例がトヨタ『タンドラ』だ。日本国内では流通していないフルサイズピックアップトラックで、雄大なスケールはアメリカンピックアップのそれ。ノーマルでも十分に存在感があるのだが、北米でも人気車種だけにカスタムも数多く用意される。

左ハンドルのホンダ フィット! US仕様で雰囲気激変…34th MOONEYES Street Car Nationals左ハンドルのホンダ フィット! US仕様で雰囲気激変…34th MOONEYES Street Car Nationals

最後は純国産車(北米で走っていない車種)をアメリカテイストでカスタムする方法も数多い。代表的なのが1BOX。トヨタ『ハイエース』や日産『キャラバン』などは北米仕様がないため、アメリカ的なカスタムを施すことで独自のテイストを引き出している。またキットパーツを使って国産車をアメ車のフェイスに化けさせる手法も見られる。スズキ『エブリイ』をスクールバス仕様にしたり、ハイエースをダッジ『A100』顔にするなど、完成度の高いキットが数多く用意されているジャンルでもある。

左ハンドルのホンダ フィット! US仕様で雰囲気激変…34th MOONEYES Street Car Nationals左ハンドルのホンダ フィット! US仕様で雰囲気激変…34th MOONEYES Street Car Nationals

アメリカのクルマ文化に憧れるユーザーは多い。国産車をベースにして独自のカスタマイズを施すことでアメリカのテイストを取り入れることも可能だ。すでに数多くの先達がいるので自分に合った手法を使ってアメリカンカスタムスタイルを楽しむのも良いだろう。


《土田康弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  5. 新型EVセダン『マツダ6e』、カーフェスト2025で英国一般初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る