障害物を検知する電動カート…シェアリングサービス実証へ

実証実験に使用する電動カート
実証実験に使用する電動カート全 1 枚

アルプスアルパインは、独自開発した「障害物検知ユニット」を搭載した免許不要で歩道走行可能な電動カートのシェアリング実証プロジェクトを、6月1日から15日まで大阪府堺市南区原山台で実施する(5月23日発表)。

アルプスアルパインの「障害物検知ユニット」を搭載した福伸電機開発の電動カートを利用することで、高齢者をはじめとした徒歩移動に課題を抱える人が、買い物や通院、ちょっとした外出などへ自立移動できる。

電動カートはシェアリングとする。整備された安全な機体を気軽に利用できる環境を創出、だれもが、安心、快適に移動できる地域社会の実現を目指す。今回のプロジェクトでは電動カートを実際に地域住民に貸し出して利用してもらい、有効性評価のベースとなる走行時の各種データやユーザーの声を収集する。

貸出場所は公社原山台団地(堺市南区原山台)で電話、ウェブから予約を受け付ける。

プロジェクトを通じて得たさまざまなデータをもとに電動カートシェアリングサービスの有効性を評価し、社会実装に向けた課題抽出、製品・サービスの完成度向上を図る。


《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界最強の2Lターボ、最終モデル発表に驚きと嘆きの声「これが最後のAMG45系か…」
  2. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  3. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  4. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る