メルセデスベンツ GLC 新型、内燃エンジン車はすべて48Vマイルドハイブリッドに

全長は4716mmで従来モデルよりも60mm長い

12.3インチと11.9インチの2つの大型ディスプレイ

最新のエンジンファミリーの4気筒ユニットを搭載

メルセデスベンツ GLC 新型
メルセデスベンツ GLC 新型全 10 枚

メルセデスベンツは6月1日、新型『GLC』(Mercedes Benz GLC)を欧州で発表した。GLCは、メルセデスベンツの主力SUVのひとつだ。現行型が初代となり、2015年に発表された。車名のGLCとは、『Cクラス』の車格を備えたSUVを意味している。

写真:メルセデスベンツ GLC 新型

◆全長は4716mmで従来モデルよりも60mm長い

メルセデスベンツ GLC 新型メルセデスベンツ GLC 新型

2世代目となる新型GLCは、表現力豊かでスポーティなデザインとラグジュアリーなインテリアを追求した。メルセデスベンツの新しいデザイン言語が採用されており、例えばフロントマスクは、グリルにヘッドランプがつながり、ワイドさを強調しているのが新しい。

「AVANTGARDE」エクステリアが標準装備されており、クロームウィンドウサラウンドとクロームルックのアンダーガードなど、「クロームパッケージ」が付く。「AMGライン」には、メルセデスベンツの星パターンのフロントグリルが配される。

2分割のテールライトは、立体感のあるデザインでリアのワイド感を強調する。バンパーには、クロームのアンダーガードとクロームルックのテールパイプが配された。前面空気抵抗係数を示すCd値は0.29と、従来型の0.31から向上している。

新型の全長は4716mmで、従来モデルよりも60mm長い。全幅は1890mmを維持した。トレッドはフロントがプラス6mmの1627 mm、リアがプラス23mmの1640mmに拡大している。

◆12.3インチと11.9インチの2つの大型ディスプレイ

メルセデスベンツ GLC 新型メルセデスベンツ GLC 新型

インテリアは、シートアレンジによって変わるスペースや、多彩な機能の「MBUX」インフォテインメントシステムを採用した。MBUXは、2つのワイドディスプレイとフルスクリーンナビゲーションを標準装備した最新世代のインフォテインメントシステムだ。

ダッシュボードの上側はウイングのようなデザインで、航空機のエンジンナセルを連想させる丸いノズルが付く。ダッシュボードの下側には、湾曲したセンターコンソールに合わせて、ワイドなトリムエリアが配された。ドライバーの正面には、12.3インチの高解像度LCDディスプレイをレイアウトし、浮いているように見えるデザインとした。ダッシュボード中央には、11.9インチディスプレイを配置。こちらも、浮いているように見えるデザインとした。ダッシュボードと同様、ディスプレイはドライバーに向かってわずかに傾斜している。

荷室容量は、620リットル。従来モデルに対して70リットル増えた。新型には、「EASY-PACK」テールゲートが標準装備されている。ボタンに触れるだけで、テールゲートが開閉できる。イグニッションキーのボタン、運転席ドアのスイッチ、テールゲートのロック解除ハンドルで作動する。

◆最新のエンジンファミリーの4気筒ユニットを搭載

内燃エンジン搭載車はすべて、48Vテクノロジーと統合された「スタータージェネレーター(ISG)」を備えたマイルドハイブリッドのみとなる。新型には、最新のメルセデスベンツエンジンファミリーの「FAME(Family of Modular Engines)」の4気筒ユニットが搭載される。これらのエンジンのうち4つは、第2世代のスタータージェネレーターを組み込み、エンジンの低回転域で、モーターのパワーがエンジンをアシストする。

ISGのシステムには48ボルトの電気システムが含まれ、エンジン停止、ブースト、回生などの機能があり、燃料を節約する。さらに、エンジンはISGの助けを借りて、迅速かつ快適に始動する。アイドリング時には、ISGとエンジンがインテリジェントに相互作用し、非常にスムーズな動作を実現する、としている。

《森脇稔》

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