富士24時間レース:トップ独走のDAISHIN GT-Rにトラブル、HELM GT-Rが逆転…スーパー耐久 第2戦

2022スーパー耐久富士24時間レース
2022スーパー耐久富士24時間レース全 4 枚

2022年のENEOSスーパー耐久シリーズ第2戦 Powered by Hankook「NAPAC 富士SUPER TEC24時間レース」。ここまで総合トップを死守してきたNo. 81 DAISHIN GT3 GT-Rにマシントラブルが発生し、順位を落とすこととなった。

4日15時00分のスタート時点では、5番グリッドからスタートした81号車。夜間走行に入ってから着実に順位を上げ、開始から9時間を経過したところで総合トップに立った。その後も、フルコースイエロー導入直前の好タイミングでピットストップを行うなど、展開も味方し、5日の朝を迎えた時点で、2番手以下に対して3周の差をつけていた。

このまま問題なく走れば、2年連続の総合優勝が大きく見えてくるところだったが、残り3時間30分の時点でピット作業を行い、発進をしようとした時に、エンジンがかからないトラブルに見舞われた。

チームはすぐにガレージにマシンを戻すことを決断し、修復作業にとりかかっているが、詳しい原因が分からないこともあり、作業に時間を要してしまっている。

この間に、2番手のNo. 62 HELM MOTORSPORTS GTR GT3が3周差を巻き返し、652周を終えたところで、総合トップに返り咲き、直後にはNo. 888 Grid Motorsport AMG GT3が2番手に上がった。

ここまで、大きなアクシデントやハプニングもなくレースが進行してきた今年の富士24時間レースだが、最後に予想外のドラマが待っていた。なお、81号車は約40分の作業を経て、総合3番手でコースに復帰した。


《吉田 知弘》

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