ゆるキャン・花火・BBQ…レースのほかにも楽しみがいっぱいの24時間レース

ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第2戦『NAPAC 富士 SUPER TEC 24時間レース』
ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第2戦『NAPAC 富士 SUPER TEC 24時間レース』全 46 枚

スーパー耐久24時間レースでは、レース観戦以外にも楽しみ方が多彩だ。6月4~5に決勝が富士スピードウェイで開催されたスーパー耐久第2戦富士24時間レースで、観客は思い思いにイベントを楽しんでいた。

24時間レースはその名の通り、スタートして24時間後のゴールにだれが一番速く到達するかを戦う。ドライバーは3~6人の交代制で順々に走っていく。ドライバーは交代制だがメカニックやエンジニアは24時間レースが始まる前からの準備や、終わってからの片付けまでを含めれば40時間くらい戦うことになり、チーム総力戦になる。

観客は思い思いの観戦スタイルで楽しみながら24時間を過ごしていた。スタンドでピットを眺める人、コース脇を移動しながら観戦する人も。お気に入りのポイントにテントを設置してBBQをしながらの観戦も、24時間レースならではの光景で定着してきている。

ダンロップコーナー内側のP16にはCHILL OUT BASE2022が出現。ワークショップや物販、夜にはクラブのようにDJが音楽を流し、足湯に浸りながら大型ビジョンでレースの行方を追いかける、といった楽しみ方もあった。ちなみにこのチルアウトスポットの電源は、水素で電力を作り出すトヨタ『MIRAI』発電された電力を使用していた。

イベント広場ではトヨタ『GRカローラモリゾウエディション』や日産『フェアレディZ』といった最新のパフォーマンスカーの展示、トヨタ・スバル・マツダの合同でブースを展開し、水素で動く『カローラクロス H2コンセプト』、レクサスのBEV『RZ』、トヨタ『bZ4X』、スバル『ソルテラ』、ユーグレナの次世代バイオディーゼルで走るマツダ『CX-5』などの、次世代に向けた車両も展示された。

また人気のキャンプアニメ「ゆるキャン△」とコラボした、「ゆるキャン×FUJI SPEEDWAY」の第3弾も開催され、オリジナルグッズの販売と、ゆるキャンのキャラクターが描かれたGRヤリスの展示され、人気を得ていた。自衛隊の車両や建設現場で働く車両や、自動車のアフターパーツメーカーなども展示されていた。

夜には花火が打ち上げられ、富士スピードウェイ西ゲート横に建設され、今秋開業予定の富士スピードウェイホテルでは、夜間に部屋のあかりを点けて「24h」と表示するなど、3日間で延べ3万8100人の来場者があった。

《雪岡直樹》

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