ホンダ『ZR-V』、米国で HR-V 新型として登場…日本は年内発売

従来型ヴェゼルよりも全長は240mm長い

ホンダの新インテリアデザイン言語を採用

2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンは最大出力158hp

ホンダ HR-V( ZR-V に相当)新型
ホンダ HR-V( ZR-V に相当)新型全 10 枚

ホンダ(Honda)の米国部門のアメリカンホンダは6月7日、新型『HR-V』を発表した。日本市場では『ZR-V』として、2022年内の発売を予定している。

◆従来型ヴェゼルよりも全長は240mm長い

HR-Vはもともと、『ヴェゼル』の北米バージョンだった。今回のモデルチェンジを機に、ヴェゼルよりもボディサイズが大きいCセグメントSUVに変化した。新型HR-Vは、第11世代目となる『シビック』新型の車台をベースにしている。新型HR-Vは、従来モデルよりもボディサイズが大きく、ホイールベースが長く、トレッドも拡大された。新型の全長はおよそ240mm、全幅はおよそ65mm、従来型ヴェゼルよりも大きい。

新型HR-Vのエクステリアは、フロントに大きな開口部を持つグリルがレイアウトされるのが特徴だ。低く水平なベルトライン、長いボンネットフード、ワイドなトレッド、滑らかなルーフラインなども新型の特長になる。

ワイドなLEDヘッドライトとテールライトは、新型のアスレチックスタンスを強調している。彫刻的な表面を持つリアハッチと機能的なテールゲートスポイラーが、スポーティなプロポーションを際立たせているという。

ホンダ HR-V( ZR-V に相当)新型ホンダ HR-V( ZR-V に相当)新型

◆ホンダの新インテリアデザイン言語を採用

大きなガラスエリアは、ドアに取り付けられたサイドミラーと低いフェンダーの効果もあって、ドライバーに優れた視認性をもたらす。よりクリーンで高級感のあるエクステリアを実現するために、ルーフサイドの接合には、ろう付けの一種「レーザーブレーズ」技術を使用し、黒いモール部品をなくしている。また、ワイパーは通常時、フードラインの下に隠れるようにした。

スポーティで用途が広く、楽しい運転体験と冒険的なライフスタイルに充分なスペースと実用性を求める若くてアクティブな顧客に最適という。また、新型シビックに初採用されたホンダの新インテリアデザイン言語、「Simplicity and Something」を、新型HR-Vにも拡大展開。プレミアムなキャビンは、機能が豊富で柔軟に使え、より快適な後席とより広い荷室エリアを持つという。

「ボディスタビライザーシート」が体をしっかりと保持し、長時間のドライブでの疲労を軽減し、快適性を高めている。リアシートは、大人3人乗りに対応するために広くなった。また、スマートフォンを置くためのリアトレイも設けられた。後席は60対40の2分割で倒すことができ、折りたたんでフラットなスペースに拡大できる。アメリカンホンダによると、スポーティで個性的かつ、週末のドライブのための室内スペースと実用性を持ったサイズでありながら、都市部でのハンドリングは機敏、と自負する。

◆2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンは最大出力158hp

新型HR-Vは、よりレスポンスに優れるエンジンと新設計の独立式リアサスペンションを備えたコンパクトSUVに仕上がっているという。初のマイカーを購入する若い顧客や、初めてホンダブランド車に乗る顧客を取り込み、再びセグメントリーダーとしての地位を向上させることを目指している。

パワートレインは、従来型の1.8リットルから2.0リットルに変更。新型に搭載される2.0リットル直列4気筒ガソリン自然吸気エンジンは、最大出力158hp/6500rpm、最大トルク19.1kgm/4200rpmを獲得している。

なお、大幅に向上したダイナミクスとパワートレインのレスポンスにより、洗練度を増しており、自信を持ってドライブできる、としている。


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《森脇稔》

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