スズキ エブリイ が写真館になった…0才児専門でスタートした理由

エクスプラウドが手がける、日本初の0才専門移動写真館「hihi」(ハイハイ)
エクスプラウドが手がける、日本初の0才専門移動写真館「hihi」(ハイハイ)全 8 枚

埼玉・浦和発で日本初、スズキエブリイ』ベースの0才専門移動写真館が7月1日から走り出す。その名も「hihi」(ハイハイ)。運営するのは、保育園にプロカメラマンを派遣する出張撮影サービスを展開する、エクスプラウド

ちょっとレトロなかわいらしいデザインに仕立てたこの0才専門移動写真館「hihi」は、オーダーした家族の自宅ちかくで新生児(0才)の写真が撮影できる、スタジオ機能つきワンボックス軽自動車だ。プロカメラマンがひとりで現地まで運転し、セッティング・撮影(ワンオペレーション)してくれる。

エクスプラウドは、「新生児を連れて写真館に行くのはリスク」「産後の疲れでママをスタジオに連れて行くのもつらい」「撮影にむけて自宅の部屋をきれいにするのも面倒」といった声に応えるかたちでまずはエブリイベースの0才専門移動写真館を製作し、7月1日から埼玉県内をはじめ、東京都内、千葉県 野田市・流山市・松戸市などをサービスエリアとして展開していく。

0才専門移動写真館「hihi」の室内には、大容量汎用バッテリーや冷風機が前席直後に収まり、後席エリアがスタジオ空間に。現地につくとカメラマン兼ドライバーがリアゲートを開けて、カーテン類や小道具をセットして、すぐに撮影が始められる。

オーダーする家族は、公式サイト・公式LINEアカウントから予約し、1日3枠(10~11時、13~14時、15~16時)のなかから撮影時間を選び、クレジットカードで決済。助産師より講習を受けたカメラマンが「hihi」で自宅に到着し、撮影。

撮影時間はおよそ45分で、30カット・撮影料・衣装2着・小物・出張費などをまるっと含めてスタンダードプランは3万3000円。撮影後約2週間で、オーダーした家族のLINEにデータが送付され、ダウンロードして保存する。

◆なぜいま0才専門移動写真館なのか

エクスプラウドが手がける、日本初の0才専門移動写真館「hihi」(ハイハイ)エクスプラウドが手がける、日本初の0才専門移動写真館「hihi」(ハイハイ)

エクスプラウドが、日本初の0才専門移動写真館を始動させたのは、なぜか。同社は「スマートフォンの進化などで写真業界の売上高は毎年5%減少」「コロナの影響で写真業界の倒産件数は過去5年間で最多ペース」といった市場背景をあげ、「どこよりも早くこうした0才専門移動写真館を始動させたかった」と小野澤智 代表はいう。

「0才専門移動写真館「hihi」は、落下防止対策や清掃・消毒を徹底したスタジオ空間で撮影することで、家族は子どもが生まれた直後から、成長を写真で記録するスタートを切れる。子どもが自分で立ち上がれるようになると、こんどは自社のプロカメラマン派遣出張撮影サービスやスタジオ撮影サービスへとつなげられる。さらに今後はパパ・ママのマタニティ時期から、写真で成長を記録するサービスを手がけていきたい」(小野澤智代表)

子どもたちの成長を写真で記録するシーンにエクスプラウドがつねにいるという構想で走り出した0才専門移動写真館「hihi」。実はもうひとつのターゲットがある。それは孫ができた祖父母たち。

エクスプラウド小野澤智 代表は「パパ・ママがオーダーするのはもちろん、孫ができた祖父母たちが、かわいい孫の成長を写真で記録したいという想いに応えるのも、この0才専門移動写真館の役割。祖父母がこのサービスをパパ・ママにすすめるという流れも想定している」とも伝えていた。


《レスポンス編集部》

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