JR東海も脱炭素へ…武豊線でCO2排出量実質ゼロ運行 7月1日以降

武豊線の313系電車。同線は2015年3月に全線電化された。
武豊線の313系電車。同線は2015年3月に全線電化された。全 2 枚

JR東海は6月20日、武豊線を7月1日以降に二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロで運行すると発表した。

東海道本線と接続する武豊線は、愛知県の大府駅(大府市)と武豊駅(武豊町)を結ぶ19.3kmの路線で、JR東海によると同線の電車運行に使用する電力は年間約200万kWhになるという。

武豊線の位置。名古屋、岐阜、大垣への直通列車も運行されている。武豊線の位置。名古屋、岐阜、大垣への直通列車も運行されている。

JR東海では、東京都中央区に本社を置く電源開発株式会社(Jパワー)からこの分のFIT非化石証書(太陽光や風力などで発電された再生可能エネルギー電気であることを示す証書)を購入し、実質的に再生可能エネルギー由来の電力100%で運行するとしており、年間約760tのCO2排出量が実質ゼロになるという。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る