住友理工など3社、CASE関連製品を展示予定…人とくるまのテクノロジー2022名古屋

住友理工/住友電工/住友電装 ブースイメージ
住友理工/住友電工/住友電装 ブースイメージ全 7 枚

住友理工は、6月29日から7月1日までポートメッセなごやで開催される「人とくるまのテクノロジー展2022」に、住友電工住友電装の3社で共同出展し、CASE関連製品を紹介する。

[写真:モニライフ・モビリティ(ドライバーモニタリングシステム)]

電気自動車(EV)の拡大や、自動運転車の技術進歩など「CASE」への取り組みが加速し、自動車産業が大きな変革期を迎える中、同社グループはコアコンピタンスである「高分子材料技術」「総合評価技術」を駆使し、新たな製品や材料の研究・開発に積極的に取り組んでいる。

本展示会では、CASEの中でも特に「C:Connected」「A:Autonomous」「E:Electric」に関わる製品を展示する。「Connected」「Autonomous」に貢献する製品として、センシング領域である、モニライフシリーズ「モニライフ・モビリティ(ドライバーモニタリングシステム)」「モニライフ・ウェルネス(バイタルセンサー)」「モニライフ・プラットフォーム(クラウドサービス)」を出展。「Electric」に貢献する製品では、熱マネジメント領域の「薄膜高断熱材:ファインシュライト」「電池セル間断熱材」「耐火絶縁カバー」を展示する予定だ。

モニライフ・モビリティ(ドライバーモニタリングシステム)
同社独自開発の「SRセンサ」をクッション形状に加工してシートの座面に設置し、計測した座面の圧力変化から、座るだけでドライバーの心拍・呼吸状態および体の動きなどを検知。測定値から、疲労や居眠り、急病予兆などドライバーの状態を推定し、警告や運転支援システムの作動、外部への通報などのサービスへとつなげる。

モニライフ・ウェルネス(バイタルセンサー)
就寝時などにバイタルデータを計測することを目的に開発した製品。薄くて柔らかいのが特長で、マットレスに置いて寝るだけで使用可能となり、就寝を妨げることはない。

モニライフ・プラットフォーム(クラウドサービス)
モニライフ・モビリティやモニライフ・ウェルネスなどで測定したバイタルデータを蓄積・解析するためのクラウドサービス。大学との共同研究で開発した独自アルゴリズムによって、「睡眠の質」や睡眠状態も推定できる。

薄膜高断熱材:ファインシュライト
高分子材料技術を応用し、ナノサイズの細孔を持つ高断熱フィラー(シリカエアロゲル)を塗料化。不織布、成形樹脂などの基材にコーティングすることで、静止空気以上の高断熱性を発揮する。EVではすべてのエネルギーを電気で賄うため、冷暖房の効果を高める本製品は航続距離の延長に貢献。車載用のほか、フードデリバリーやコロナワクチンの輸送などですでに採用実績があり、多様な分野での活用が期待されている。

電池セル間断熱材
ファインシュライトのバインダー配合技術をさらに発展させ、数百度の高温に耐えられる断熱材をEVのリチウムイオン電池向けに開発。セルが異常に発熱した際に、隣接するセルへの熱連鎖を抑制し、車両火災につながるような大事故を回避する役割を担う。顧客ニーズに応じて、断熱性能や硬さなどの特性を調整し、最適化を図る。

耐火絶縁カバー
1000度の炎に10分間耐えることができる、難燃性・耐火性を兼ね備えた素材を用いたカバーを初出展。EVなどの電池のカバーとして使用することで、万が一の事故や火災時に、乗車者の安全性を高めることに貢献する。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《纐纈敏也@DAYS》

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