『36ぷらす3』とキハ47がリニューアル…新幹線開業で変わる西九州の在来線

リニューアルされる西九州エリアのキハ47。有明海の青い海、朝日に光輝く黄色の波、夕日が波間に涼むイメージを車体に表現。側面上には運用される地域の地名(NAGASAKI ISAHAYA TARA KASHIMA SHIROISHI KOUHOKU OMACHI TAKEO ARITA SASEBO)が入る。
リニューアルされる西九州エリアのキハ47。有明海の青い海、朝日に光輝く黄色の波、夕日が波間に涼むイメージを車体に表現。側面上には運用される地域の地名(NAGASAKI ISAHAYA TARA KASHIMA SHIROISHI KOUHOKU OMACHI TAKEO ARITA SASEBO)が入る。全 4 枚

JR九州は6月30日、九州1周の観光列車『36ぷらす3』で月曜日に運行している「金の路」コースを10月3日にリニューアルすると発表した。

9月23日に西九州新幹線武雄温泉~長崎間が開業することにより、並行在来線となる長崎本線江北(現・肥前山口)~諫早間が上下分離方式による運行へ移行されるため、現在、博多~長崎間を長崎本線経由で運行している「金の路」コースがルート変更される。

長崎本線を走る『36ぷらす3』。毎週月曜の博多~長崎間コースは、10月3日から佐世保線に入る新コースに変更される。長崎本線を走る『36ぷらす3』。毎週月曜の博多~長崎間コースは、10月3日から佐世保線に入る新コースに変更される。

新たなルートは佐世保線を経由する博多~佐世保間となり、佐世保行きでは現行の「金の路」コースでおもてなし駅となっている肥前浜駅(佐賀県鹿島市)に立ち寄るコースも加わる。

「金の路」の新たなルート。往路は江北駅から旧長崎本線の肥前浜駅に立ち寄る。「金の路」の新たなルート。往路は江北駅から旧長崎本線の肥前浜駅に立ち寄る。

このほか、佐世保線上有田駅(佐賀県有田町)がおもてなし駅に加わり、復路の博多行きでは乗降可能駅が増やされる。

新たな「金の路」ではレトロ感満載の木造駅舎・上有田でおもてなしが行なわれる。新たな「金の路」ではレトロ感満載の木造駅舎・上有田でおもてなしが行なわれる。

一方、7月1日にはリニューアルされたキハ47が西九州新幹線開業時に投入されることも発表されており、上下分離区間を含む江北~長崎・早岐間で運用される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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