メルセデスベンツ『GLA』は生き残ることができるか? 大規模マイチェンをスクープ

メルセデスベンツ GLA 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)
メルセデスベンツ GLA 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)全 17 枚

メルセデスベンツの最小クロスオーバーSUV『GLA』改良新型の最新プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

GLA開発車両は先日もキャッチしているが、実はボディパネルがダミーであったことが判明した。今回が市販型ボディとなる。2代目となる現行型GLA(H247)は、2020年に登場したばかりのニューモデルだが、早くも大幅改良に着手している。

メルセデスベンツ GLA 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスベンツ GLA 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

今回のプロトタイプは、台形だったグリルのアウトラインが刷新され、楕円形に近い形状に新設計されていることがわかる。また下部エアインテークには力強いシングルバーが新たに配置されている。

後部では、LEDテールライトが完全にガードされていることから、内部グラフィックがリフレッシュされることが濃厚だ。下部バンパーのエキゾーストパイプをつなぐ金属ストリップが装着されているのも新しい。ただし、これらの変更はグリルを除いてグレード違いを示唆している可能性もある。

内部では、新しいステアリングホイールやインフォテインメントスクリーンベゼルなどがアップデートされるほか、最新のMBUXソフトウェアも実行されるはずだ。

メルセデスベンツ GLA 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスベンツ GLA 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

メルセデスベンツは『Aクラス』と『Bクラス』を2025年に廃止し、EVや高級モデルを中心にシフトしていく計画を発表している。4ドアクーペの『CLA』は残ると伝えられたが、Spyder7の調べでは、2025年にCLAも廃止になる可能性があることがわかった。GLAとGLBについては現段階では存続が濃厚といえるが、今後の展開次第ではこのフェイスリフトが最後のモデルとなることも否定できない状況だ。

パワートレインは、最高出力150psを発揮する2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジン、最高出力224psを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボエンジン、システム合計218psを発揮するプラグインハイブリッドなどがキャリーオーバーされる見込みだ。

GLA改良新型のデビューは、2024年と予想される。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る