【鈴鹿8耐】合同テストはTeam HRCがトップタイム…サーキット主催

トップタイムの#33 Team HRC(長島哲太/高橋巧/イケル・レクオーナ)
トップタイムの#33 Team HRC(長島哲太/高橋巧/イケル・レクオーナ)全 17 枚

5・6日の日程でコカ・コーラ鈴鹿8時間耐久ロードレース鈴鹿サーキット主催合同テストが行われ、エントリー45チーム中42チームが参加。2日間総合で#33 Team HRC(長島哲太/高橋巧/イケル・レクオーナ)が1分6秒232のトップタイムを記録した。

6月9・10日に行われたメーカー合同テストに続き、2回目の合同テストが7月5・6日の日程で開催された。台風4号の影響で雨が心配され、5日の午前中は路面が濡れた状態で合同テストがスタートしたが、それ以降は完全にドライコンディション。6日は太陽も照りつけ、鈴鹿8耐本番さながらの暑さの中でテスト走行が行われた。

今回は海外チームも来日。すべての主力チームがテストに挑んだ。5日はA・Bふたつのグループに別れ3回ずつ計6回と、A・B合同で夜間セッションが1回、計7回の走行セッションが行われた。この日のトップタイムは#33 Team HRC(長島哲太/高橋巧/イケル・レクオーナ)で2分6秒349。これに前回(2019年)優勝の#10 Kawasaki Racing Team Suzuka 8H(ジョナサン・レイ/アレックス・ロウズ)が0.6秒差で続いた。

6日は各グループ午前午後1回ずつの4セッションが行われ、午前に#33 Team HRCが2分6秒232までタイムを短縮。#10 Kawasaki Racing Team Suzuka 8Hも前日のタイムを更新したが2分6秒925とトップには及ばなかった。前日は2分7秒341だった#7 YART-YAMAHA OFFICIAL TEAM EWC(マービン・フリッツ/ニッコロ・カネパ/カレル・ハニカ)が午前中に2分7秒077を記録すると、午後には2分6秒台に突入。#10 Kawasaki Racing Team Suzuka 8Hを逆転する2分6秒662を記録してきた。

最終的なトップタイムは#33 Team HRCが6日午前に記録した2分6秒232。2番手は#7 YART-YAMAHA OFFICIAL TEAM EWCで2分6秒662。3番手は#10 Kawasaki Racing Team Suzuka 8Hで2分6秒925。そして4番手には2分7秒332を記録した#1 Yoshimura SERT Motul(グレッグ・ブラック/ザビエル・シメオン/シルバン・ギントーリ/渡辺一樹)がつけ、Honda、YAMAHA、Kawasaki、SUZUKIの4メーカーがトップ4を分け合う結果となった。

鈴鹿8耐はレースウィークの8月2日・3日に最後の合同テストが行われ、8月4日~7日の日程で本番を迎える。

■鈴鹿8耐 鈴鹿サーキット主催合同テスト総合結果(トップ10)

1. #33 Team HRC/2分6秒232
2. #7 YART-YAMAHA OFFICIAL TEAM EWC/2分6秒662
3. #10 Kawasaki Racing Team Suzuka 8H/2分6秒925
4. #1 Yoshimura SERT Motul/2分7秒335
5. #17 Astemo Honda Dream SI Racing/2分7秒483
6. #5 F.C.C. TSR Honda France/2分7秒499
7. #25 Honda Sofukai Suzuka Racing/2分7秒544
8. #95 S-PULSE DREAM RACING・ITEC/2分8秒071
9. #40 Team ATJ/2分8秒198
10. #73 SDG Honda Racing/2分8秒321


《藤木充啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る