ダイハツ ウェイク 生産終了へ…視界と荷室を追求、1代限り

ダイハツ・ウェイク
ダイハツ・ウェイク全 4 枚

ダイハツ工業は軽自動車『ウェイク』の生産を終了する。公式ウェブサイトで明らかにした。生産終了は8月11日を予定、以後、販売店での在庫がなくなりしだい販売を終了する。

一代限りで生産を終了するダイハツ ウェイク

ウェイクは2014年11月に登場したワンボックス軽自動車だ。もっと軽自動車にできることとして「視界の良さ」と「荷室の広さ」を追求した。全高1835mmは『タント』よりも高い。ドライバーのアイポイントの高さは1387mm、室内空間高さは1835mmあり、それぞれ「ファインビジョン」、「ウルトラスペース」を標榜した。日常用途はもちろんレジャー用途まで、多用途に使える新ジャンルの軽自動車をめざし開発された。

発売後最初のフル年度となった2015年度は年間3万7350台、月平均3113台を販売したが、2021年度は1万3707台、月平均1142台と、約3分の1になっていた。直近6か月は累計6625台で月平均1104台、6月は1057台だった。

ダイハツにおけるウェイクの市場は当面、タントと、2021年末のフルモデルチェンジ以来販売が好調な『アトレー』が引き継ぐ模様。



《高木啓》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  3. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  4. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  5. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る