【メルセデスベンツ EQB】上野社長「人生の一頁に彩を添えられるモデル」

メルセデスベンツ EQB
メルセデスベンツ EQB全 8 枚

メルセデス・ベンツ日本は7月14日、新型電気自動車(EV)メルセデスベンツEQB』を発売した。コンパクトSUV『GKB』がベースで、同ブランドとしては3車種目のEVとなる。1充電当たりの航続は520kmで、価格は788万円から870万円となっている。

メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は同日、都内で開いた発表会で「EQBは(メルセデスベンツのEVブランドである)メルセデスEQの日本における3番めのEVとなる。すでに多くの方からご好評を頂いているコンパクトSUV『GLB』をベースにEVに仕上げた。最大の魅力である7人乗りのパッケージングとエクステリアデザインはそのままに残している。ファミリーでのアウトドアや友人とのアクティビティなどをお客様の美しい楽しい人生の一頁に彩を添えられるモデル」と紹介した。

今回、日本市場に導されたEQBは前輪駆動の『EQB250』および四輪駆動の『EQB350 4MATIC』の2タイプ。このうちEQB250について上野麻海営業企画部部長は「フロントに新設計の永久磁石同期モーターを搭載することで、最高出力190馬力、最大トルク385Nmを発生する。充電1回での走行可能距離は現在、日本で発表しているEQモデルでは最長となる520kmを実現する」と解説。

一方のEQB350 4MATICに関しては「フロントとリアにモーターを1基ずつ搭載し、最高出力は292馬力、また最大トルクは520Nmを実現する。前後のパワーバランスを毎秒100回の頻度で高度に調整することで効率的な走行ができるように設計されている。充電1回での走行可能距離は468km」と上野部長は述べた。

両タイプとも200V普通充電およびチャデモ規格の急速充電に対応し、国からのEV補助金65万円が受けられるという。

またEQBのエクステリアデザインについて上野部長は「前後のオーバーハングを短くしタイヤをボディの四隅に配置して、居住空間を最大限確保するという、とても機能的なパッケージングを大切にしながらも、筋肉質でエモーショナルな洗練されたプロポーションになっている」と説明。

さらに「細部のデザインはEQモデルの特徴を踏襲しており、フロントのグリル部分にはブラックパネルを採用し、水平に伸びる光ファイバーの帯がフルLEDのヘッドライトにつながるような形のデザインになっている。これはEQ特有のデザイン。リアのコンビネーションランプはLEDのライトストリップと途切れることがないよう一体化していて、リアエンドの幅を強調するデザインとなっている」とも話していた。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《小松哲也》

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