ハンドメイドの2スト250ccロードスポーツバイク、予約開始…ユーロ5適合で価格は750万円より

ヴィンス ドゥエチンクアンタ コンペティツィオーネ
ヴィンス ドゥエチンクアンタ コンペティツィオーネ全 13 枚

輸入バイク販売総代理店のモータリストは、ユーロ5に適合したハンドメイドの2サイクル250ccロードスポーツモデル、イタリア製ヴィンスドゥエチンクアンタ コンペティツィオーネ/ストラーダ』および英国製ランゲンツーストローク』の予約受注を開始した。

両モデルはイタリア・ヴィンス社が開発したオリジナルの249.5cc水冷2サイクル90度Vツインエンジンを搭載する。最高出力75hp/最大トルク45Nmを発生しながら厳しい環境規制であるユーロ5に適合。公道をストレスなく走り楽しむことのできるエンジンを作り上げた。

ギアボックスやクランクケースは精度と剛性を高め、カセット式ギアボックスには6段のオリジナルトランスミッションを搭載している。ボアxストロークは54x54.5mm。パワーバルブ方式の排気デバイスも装備している。

燃料供給システム(FI)は、気筒当たり1本のインジェクターをリードバルブ上流に用意して、吸気量はギロチン式スライドバルブでコントロール。スロットル全開時の吸気量を確保しつつ、アイドリングから正確に吸気量を制御し、優れたドライバビリティと実用的なパワーバンドに貢献する。

混合オイルは4つのデロルト製電子制御オイルポンプを介して、リードバルブ付近に設けられた気筒当たり2本の専用の通路から供給する。混合比はスロットル開度やエンジン不可に応じてECUが判断し、0.1%-5%の範囲で提供。オイル消費量は8200km/Lに抑え、規制対応に貢献している。

ドゥエチンクアンタは、このエンジンをフルカーボンモノコック構造のメインフレームに搭載する。前面投影面積が極小に抑えたエアロダイナミクスを採用。ダミータンク内にラジエーターを配する独特のレイアウトながらも、十分な吸気と冷却が行える構造となっている。また、ダブルウィッシュボーン構造のフロントフォーク、リアスイングアーム、前後ホイールにはカーボンを採用。車両総重量はレース仕様のコンペティツィオーネは102kg、公道走行可能なストラーダは105kgに押さえている。価格はコンペティツィオーネが750万円、ストラーダが990万円。

ランゲン ツーストロークは同じくヴィンス社製2サイクルエンジンを搭載したストリートカフェレーサー。軽量な車体と独特のアルミパイプフレームで異次元の走りを提供する。足回りはフロントがオーリンズ製、リアはK-Tech製のフルアジャスタブルサスペン賞を装備。ホイールは前後17インチ。ブレーキはフロントがブレンボ製320mmダブルディスクとHEL製ラジアルマウントキャリパー、リアがブレンボ製240mmディスクとHEL製デュアルピストン削り出しキャリパーの組み合わせとなる。価格は800万円。


Shoei X-Fourteen ヘルメット - Marquez Black Concept 2 (XSサイズ) (1色)
¥320,361
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る