平手晃平選手に会える、サーキットを走れる!…FLAT FESTIVAL 2022 IN 袖ヶ浦 開催

「平手晃平と車で遊ぼう!」(会員数153名)が主催して開催された『FLATFESTIVAL 2022 IN 袖ヶ浦 』
「平手晃平と車で遊ぼう!」(会員数153名)が主催して開催された『FLATFESTIVAL 2022 IN 袖ヶ浦 』全 20 枚

誰もがサーキットを気軽に走行できる参加型イベント『FLAT FESTIVAL 2022 IN 袖ヶ浦』が、7月16日、袖ケ浦フォレストレースウェイ(千葉県袖ケ浦市)で開催された。当日はあいにくの雨模様だったが、392名が来場し、242台の車両が走行会を楽しんだ。

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◆3000円でサーキット走行できる貴重な機会に大勢が大興奮!

このイベントは2019年7月に設立されたクラブ「平手晃平と車で遊ぼう!」が主催した。平手晃平(ひらてこうへい)選手はKONDO RACINGに所属し、SUPER GTなどで活躍するレーシングドライバーだ。平手選手は愛知県小牧市出身の36歳。甘いマスクとこだわりのある髪型で、男女問わず人気が高い。この日も平手選手を目当てに来場した人も数多くいた。

この日のは袖ケ浦フォレストレースウェイを全面貸切で実施された。その内容は「サーキット走行会」をメインに、「模擬レース」や「ドレスアップコンテスト」「レーシングシミュレーター体験会」「ミニ四駆」のほか、これとは別に袖ヶ浦フォレストレースウェイの「サーキットライセンス講習会」も開催された。

中でも人気を呼んだのは、1回2000円を支払えば誰でも参加できる「サーキット走行会」だ。通常、サーキットを走行するにはライセンスを取得する必要がある上に、入会金1万300円、ライセンス料1万5500円(1年)、走行料金4200円(土日祝日)がかかる。それがこの日はサーキットを全面貸切としたことで、走行料金の2000円+入場料1000円の計3000円で参加できたのだ。もちろん、参加する車種はメーカーを問わない。

当日はあいにくの雨模様となってしまったが、それでも“袖フォレ”の愛称で知られるサーキットコース上を走れることに参加者は大興奮。この日は何度もサーキット走行を楽しむ人で後を絶たないほどの人気ぶりだった。

そして、この日で一番盛り上がったのは模擬レースだ。有料での出走となったが、クラスをA/Bの2つに分け、30台が出場して上位を競い合った。レース中は本番さながらの実況も行われ、あちこちから観戦者の歓声が上がるなど相当な盛り上がりを見せた。レース終了後は、クラスごとに上位3名が表彰台に上がって記念撮影。トロフィを掲げて最高の笑顔で応えてくれた入賞者たちの表情が印象的だった。

ドレスアップコンテストは屋外のイベントスペースで実施された。エントリーは約50台で、それぞれがに工夫を凝らしたドレスアップ車を出展。来場者はその仕上がりを真剣な眼差しで見つめていた。また、普段はタイヤガレージとして使われる建屋内では、「レーシングシミュレーター体験会」と「ミニ四駆」を楽しむことができた。このシミュレーターは無料で参加でき、ミニ四駆では親子を対象に組立教室も開催されていた。

◆「モータースポーツに触れられる機会を増やしていきたい」平手選手

そもそも『FLAT FESTIVAL 2022 IN 袖ヶ浦』を開催した理由はどこにあったのか。平手選手によれば、「コロナ禍でレースが無観客で開催されることが増え、ファンとの距離が離れてしまっていた。そこでその対策として、1年前にクルマ大好きの人たちが集まれる“平手晃平と車で遊ぼう!”をスタートさせた」ことがきっかけだという。

ただ、最初はオンラインで始めたこともあり、会員数はなかなか増えなかったが、コロナ禍での制限も徐々に緩和された10月に富士スピードウェイでリアルで会員同士が初顔合わせ。続いて年末には会員だけの食事会を開き、その辺りから会員数は徐々に増え始めたという。そして、今回のイベントでは、来場者同士が自然に声を掛け合い、人との輪が広がっていく様子を見て、「やっぱりリアルで会うことは大切だ」と実感したそうだ。

今後への抱負として平手選手は、「サーキット走行の敷居を低くして、より多くの人がモータースポーツに触れられる機会を増やしていきたい」と語り、そのために構想として「この袖ケ浦を東日本のイベント会場とし、西日本は岡山国際サーキットあたりを会場として開催できればいいと思っている」とも。これが実現知れば、ファンならずともモータースポーツを身近に感じられる場として期待が持てそうだ。

最後に、参戦中のSUPER GTに対して平手選手に語ってもらった。「今シーズンはKONDO RACINGに移籍し、No.24 リアライズコーポレーション ADVAN Zに後押ししてもらってこともあって、夏に向けて調子は上がっている。終盤戦の富士、鈴鹿あたりで優勝を狙えるぐらい自信があるまでになった。まずは中盤戦で良い結果を出してチャンピオン争いに絡めるよう切磋琢磨して臨んでいきたい」とレースへの自信も見せた。今後のレース展開にも期待したい。

《会田肇》

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