日本郵便は7月21日、高精度なLiDARセンサーを開発するInnoviz Technologiesと共同で、デジタル地図の構築に向けて検討することを発表した。
日本郵便の所有する配達車両にInnoviz TechnologiesのLiDARセンサーを搭載し、配達経路における道路や建物の変化などの情報を高鮮度に取得する。収集したデータは自動運転や無人配送など、次世代の住民向けサービスの基盤となるデジタル地図を構築することを検討する。
今回の取り組みは日本郵便がスクラムスタジオが提供するグローバル・オープンイノベーション・プログラム「SmartCityX」にパートナー企業として参画し、新たな価値創造に向けた取り組みに着手する一環として公表した。
日本郵便は今後、実証実験などにより実現可能性を検証するとともに、こうした取り組みに理解を示し、共に取り組むパートナーと連携しながら、地域を支える新たな価値創造に挑戦するとしている。