北海道新幹線倶知安駅のデザインコンセプトが決定…羊蹄山やニセコ連峰の四季の恵みに感謝

北海道新幹線倶知安駅の俯瞰イメージ。展望デッキ付きの高架駅だが、デザインは今後、検討される。
北海道新幹線倶知安駅の俯瞰イメージ。展望デッキ付きの高架駅だが、デザインは今後、検討される。全 6 枚

独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は7月25日、北海道倶知安町より5月7日に受領した北海道新幹線倶知安駅のデザインコンセプトを公表した。

東側にある商店街と駅がダイレクトにつながるイメージ。東側にある商店街と駅がダイレクトにつながるイメージ。

倶知安町が提案したデザインコンセプトは「羊蹄の四季の恵み~ふるさとと世界が出会う駅」というもので、「羊蹄山やニセコ連峰の恵みに感謝し、四季を通じての自然景観と調和する新駅づくりを目指したいという倶知安町民の願いが込められている」としている。

ホームから羊蹄山を眺めるイメージ。ホームから羊蹄山を眺めるイメージ。

今後は受領した鉄道・運輸機構が駅デザインの素案を検討し、倶知安町へ提案する運びとなっている。

2022年4月時点の倶知安駅構内。雪が積もっている付近に高架駅が建設される模様。右手は西側に移設された在来線。2022年4月時点の倶知安駅構内。雪が積もっている付近に高架駅が建設される模様。右手は西側に移設された在来線。

北海道新幹線倶知安駅は、現駅舎がある東側と「くとさんパーク」という公園がある西側の間に建設される高架上に設けられ、構内は2面2線。くとさんパークがある西側には駐車場の整備などが計画されている。

北海道新幹線倶知安駅のアプローチ。北海道新幹線倶知安駅のアプローチ。

《佐藤正樹》

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