ヤマト運輸、EVトラック500台を導入…日野 デュトロ 配備

日野デュトロ Z EV
日野デュトロ Z EV全 1 枚

ヤマト運輸は、超低床・ウォークスルーの国産小型商用EVトラック『日野デュトロ Z EV』を8月10日から首都圏を中心に順次500台導入すると発表した。量産型の国産小型商用EVトラックの導入は国内初となる。

ヤマトグループは、2050年温室効果ガス排出実質ゼロおよび2030年温室効果ガス排出量48%削減(2020年度比)の実現に向けて各取り組みを進めており、その主要施策の一つとして、2030年までにEV 2万台の導入目標を掲げている。7月27日にはCJPT社と共同で、電動車普及に向けてカートリッジ式バッテリーの規格化・実用化の検討開始を発表するなど、カーボンニュートラル社会実現のために積極的な取り組みを進めている。

日野デュトロ Z EVはラストワンマイルに最適化した小型商用EVトラックだ。ゼロエミッションと高い静粛性で周辺環境にも配慮。超低床により、荷役作業性や乗降性を大幅に高めている。一充電走行距離(WLTCモード)は150km。荷室に直接移動可能なウォークスルーバン型と、用途に応じた荷台を架装できるキャブシャシ型を設定している。

ヤマト運輸は、2021年11月から日野自動車と共同で、日野デュトロZ EV ウォークスルーバン型を用いた集配業務の実証実験を実施。温室効果ガス排出量の削減効果や、集配業務における効率性・実用性について検証し、効果を確認できたことから、首都圏・中部・関西エリアを中心に500台を導入することを決定した。

ヤマトグループは今後、カーボンニュートラル社会の実現に向け、引き続きEVを含む次世代モビリティの開発や、EV運用オペレーションの最適化に向けた各取り組みを進めるとともに、エネルギーマネジメントシステムの開発も積極的に進め、サステナブル経営を強化していく。


走れ歌謡曲~ベスト・トラックス
¥3,324
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る