フォードモーターが赤字計上、EVメーカーの株価下落が影響 2022年上半期決算

フォードモーターの世界本社
フォードモーターの世界本社全 3 枚

フォードモーター(Ford Motor)は7月27日、2022年上半期(1~6月)の決算を発表した。赤字を計上している。

同社の発表によると、上半期の売上高は、747億ドル(約10兆1190億円)。前年同期の630億ドルに対して、18.5%増加した。一方、上半期の最終損益は、24億4300万ドル(約3310億円)の赤字。前年同期の38億2300万ドルの黒字から、赤字に転じた。

2022年第2四半期(4~6月)では、6億6700万ドルの黒字を計上。第1四半期(1~3月)に計上した31億1000万ドルの赤字が響いた形だ。この赤字は、米国の新興EVメーカーのリヴィアン・オートモーティブの株価の下落によるもので、同社の株式を多く保有するフォードモーターの決算に影響が出た。

フォードモーターの2021年通期(1~12月)決算は、売上高が前年比7.2%増の1363億4100万ドル。純利益は179億3700万ドルで、前年の12億7900万ドルの赤字から、黒字回復を果たしている。


《森脇稔》

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