VW乗用車ブランド、実質利益は54%増 2022年上半期決算

フォルクスワーゲン Tクロス
フォルクスワーゲン Tクロス全 3 枚

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)の主力ブランド、フォルクスワーゲン乗用車は7月28日、2022年上半期(1~6月)の決算を発表した。上半期の売上高は332億ユーロ(約4兆5225億円)。前年同期の358億ユーロに対して、7.3%減と2年ぶりに減少した。

一方、上半期の特別項目を除く営業利益は、18億6000万ユーロ(約2535億円)。前年同期の12億0200万ユーロから、54.7%の増益を達成している。

54.7%の増益を達成したのは、とくに第2四半期(4~6月)の業績が好調だったため。市場に最適なモデルラインナップ構成や価格政策が、利益を押し上げた。

フォルクスワーゲン乗用車ブランドのアレクサンダー・サイツCFO(最高財務責任者)は、「業績への貢献には、固定費と流通費を最適化するための継続的なコスト削減がある。今後もデジタル化と電動モビリティへの投資を重視していく」と述べている。


《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  4. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る