「Good Sleep」自動運転で寝ながら移動?…イードがコンソーシアムに加盟

イードが「Good Sleep」コンソーシアムに加盟
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快適で健康に良い睡眠の知見をいかし、次世代モビリティの発展に貢献する---。「iid 5G Mobility」でモビリティ革命への貢献をめざすイードは、山形大学工学部内に設置された睡眠マネジメント研究センターが主宰する「Good Sleep コンソーシアム」にメンバーとして加盟した。イードが8月2日、発表した。

山形大学睡眠マネジメント研究センターは2020年に設立され、これまで分散的に行なわれてきた睡眠に関わる研究やデータを蓄積し、快適な睡眠空間と睡眠マネジメントシステムの確立をめざしている。センターが設立したGood Sleepコンソーシアムは、睡眠を妨げる多種多様な課題をアカデミックに解決し、解決策を社会に実装していくためのプラットフォームだ。

モビリティと睡眠について、レジャーの分野では、キャンピングカーや車中泊にとって車内でのGood Sleepが良い旅、安全運転のポイントとなる。イードは、「iid 5G Mobility」で協力関係にあるキャンピングカーレンタルセンター(CRC)を展開するキャンピングカー株式会社やキャンピングカー・車中泊スポット予約アプリ「Carstay」を運営するカーステイとともに、質の高い車中泊の実現に向けて「Good Sleep コンソーシアム」の成果を生かしていく。

また、ビジネスの分野では、長距離バスやトラック物流での車内仮眠室でのGood Sleepも切実な課題だ。しっかりと疲れがとれる睡眠環境のノウハウがモビリティビジネスの現場でも役立つ。
 
さらに近い将来、完全自動運転の自動車が走るようになると、車内での過ごし方が変わる。イードでは、車内での映画やゲームも可能だが、よりインパクトがあるコンテンツは「睡眠」だと考える。「もし、クルマが“走る寝室”になると就寝時に目覚まし時計をセットする感覚で目的地もセットするようになり、翌朝は目的地ですっきり目覚め、爽快な気分で一日をスタートすることができるのではないでしょうか」(イード関係者)。

イードは「iid 5G Mobility」によって、新しいモビリティ・スマートサービスを発掘・支援、資本業務提携などで成長をめざす。

《高木啓》

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