「今年の夏は家族で長距離ドライブ」77.9%が行きたいと回答…昨年調査から大幅上昇

長距離ドライブで助手席の家族にやってもらえるとうれしいこと
長距離ドライブで助手席の家族にやってもらえるとうれしいこと全 4 枚

ホンダアクセスは「家族での長距離ドライブに関する調査2022」を実施。77.9%が「今年の夏は家族で長距離ドライブを楽しみたい」と考えていることが明らかになった。

[グラフ:今年の夏、家族で長距離ドライブをしたいと思うか]

調査は6月21日から22日の2日間、自家用車を運転することがある20歳~59歳の男女で、家族で長距離ドライブ(片道100km以上)をしたことがあるドライバー1000人を対象にインターネットリサーチで実施した。

まず今年の夏、家族で長距離ドライブをしたいと思うか聞いたところ「非常にしたいと思う」が33.9%、「まあしたいと思う」が44.0%、合計77.9%が「したいと思う」と回答した。男女・年代別では男女ともに20代・30代が最も高く、20代・30代男性では86.0%、20代・30代女性では84.6%だった。夏に家族で長距離ドライブをしたいと思う人の割合は2021年の67.8%から2022年は77.9%と10.1ポイント上昇。男女・年代別では40代女性の上昇率が高く、2021年の64.1%から2022年は81.5%と17.4ポイントアップした。

増加傾向にある家族での長距離ドライブだが、掛けても良いと思う費用について尋ねてみた。まず日帰りの場合は、「1万円~1万5000円未満」(36.3%)や「5000円~1万円未満」(23.5%)に回答が集まり、平均額は2020年の1万4153円から2021年には1万3524円と減少したが、コロナ禍による自粛生活の反動か、2022年には1万3524円に増加。支出意欲の緩やかな高まりが明らかになった。宿泊の場合は「5万円~6万円未満」(20.9%)や「3万円~4万円未満」(17.9%)、「1万円~2万円未満」(16.8%)などに回答が分かれた。平均額は2021年の4万1947円から2022年には4万2460円へと増加。日帰り同様の増減傾向が見て取れる結果となった。

長距離ドライブの行き先については、「ご当地グルメめぐり」(44.3%)が1位。ドライブ先で各地の美味しいものを味わいたいと思う人が多いようだ。以下、2位「湯めぐり」(41.5%)、3位「テーマパーク・遊園地」(39.8%)、4位「ショッピング」(35.9%)、5位「景勝地めぐり」(32.5%)が続いた。昨年の調査結果と比較すると、トップ10圏外の「お城・城跡めぐり」と「神社仏閣めぐり」がランクイン。感染拡大防止のための制限が緩和された歴史的施設を訪れたり、御朱印・御城印集めを楽しんだりしたいと思う人が増えているようだ。年代別では昨年2位だった「テーマパーク・遊園地」が1位にランクアップ。50代の1位は「湯めぐり」となった。

家族での長距離ドライブは楽しいものだが、長い時間ハンドルを握り続けることは大変なもの。そこで助手席の家族にやってもらえるとうれしいことを聞いてみた。その結果、「飲み物・お菓子の手渡し」(51.5%)が最も多かった。以下、「道案内」(41.2%)、「カーナビの操作」(39.9%)、「(自分の)話し相手になる」(36.6%)、「周辺情報の確認(美味しいお店を調べてくれるなど)」(31.2%)が続いた。男女別にみると、女性では「道案内」が50.2%と、男性(32.2%)と比べて15ポイント以上高くなった。助手席の家族が走行ルートや右左折のタイミングなどを丁寧に説明してくれたら、心強いと思う女性が多いようだ。


《纐纈敏也@DAYS》

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