【トヨタ クラウン 新型】タイヤは大径化された新製品を履く

トヨタ・クラウン新型
トヨタ・クラウン新型全 7 枚

トヨタ自動車が7月15日に公開した次期『クラウン』。第1弾の「クロスオーバー」はフロア高を上げ、後席座面高はセダンより高い60cm超として乗降性を向上。見晴らしの良さを重視してドライバーのアイポイントも現行クラウンよりずっと高く設定されているという。

【画像全7枚】

フロア高はシャシーのかさ上げではなくタイヤの大径化によって稼ぎ出したもの。タイヤサイズは225/60R18(公称外径727mm)、225/55R19(730mm)、225/45R21(736mm)の3種類。サイズは微妙に違うが最も差の大きい60R18と45R21でも半径にすると4.5mmで、最低地上高の公称値は全グレード145mmである。既存モデルではトヨタのSUV『RAV4』やマツダのSUV『CX-5』が225/55R19を履く。

この3サイズの中で主流となりそうなのは7グレード中4グレードが履く225/45R21だが、前2者と異なりちょっと特殊なサイズで、まだ市販品がほとんどない。銘柄は高級志向の「G レザーパッケージ」「G“Advanced”レザーパッケージ」がミシュラン「e・PRIMACY(プライマシー)」。EV時代を見据えて静粛性を高めたという昨年リリースされたばかりの新世代品。組み合わされるアルミホイールもノイズ低減構造を持つものだ。

2.4リットルターボエンジンとバッテリーの合成最高出力が257kW(350ps)に達するハイパフォーマンス版の「RS」「RS“Advanced”」に組み合わされるのはダンロップ「SP SPORT MAXX 055」。品番の055はトレッドパターンだが、スポーツマックスで一般的に見るのは050で、055は初見。公式サイトを検索しても7月15日現在で掲載がないため、クラウンが初出と思われる。1.9トンに225幅は現代基準ではそれほどワイドトレッドというわけではないが、接地面あたりのグリップ力の強さで横Gやブレーキングフォースを稼ぐ算段だろう。


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《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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