【鈴鹿8耐】久々のピットウォーク、青木宣篤選手の引退セレモニーも

コカ・コーラ鈴鹿8時間耐久ロードレース
コカ・コーラ鈴鹿8時間耐久ロードレース全 30 枚

コカ・コーラ鈴鹿8時間耐久ロードレース予選日の6日と、決勝スタート前の7日には、ピットビューイング形式でのピットウォークが開催された。

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3年ぶりの開催となる鈴鹿8耐。直近2回の予定はコロナウイルス感染症の影響によって海外組の参戦が叶わず、開催が見送られていた。今大会も全てのEWC勢が来ているわけではないが、久々の開催に会場は大いに盛り上がりを見せている。ピットウォークでも各選手はマスクをつけての登場となっているが、フォトセッションの対応などで会場に訪れたファンとの交流を楽しんでいた。また、鈴鹿8耐限りで引退となる青木宣篤選手の引退セレモニーが開催。青木3兄弟(拓磨選手、治親選手)でパレードランを行った。

8耐でやはり注目度が高いのは2大メーカーのワークスチーム。鈴鹿サーキットがお膝元でもあるホンダの「#33 Team HRC(長島哲太/高橋巧/I. レクオーナ)」、対して、前回大会に続いて2連覇を狙う川崎の「#10 Kawasaki Racing Team Suzuka 8H(L. ハスラム/A. ロウズ/J. レイ)」だ。両者は予選でも熱い戦いを展開。#33 Team HRC(長島哲太)がセッション開始早々に2分4秒934で前日に開催されたタイムを僅かながら更新する驚きのアタックを決め、#10 Kawasaki Racing Team Suzuka 8Hはセッション終盤にJ.レイを投入。前回大会につづいてポールポジションを狙って渾身のアタックをするも、僅かに及ばず2分5秒149で2位のタイムを記録した。

一発の速さをみると#33 Team HRCに分があるように見えるが、不安定な天候も予想されるだけに一筋縄では行かない展開になるはず。ライバルチームである#10 Kawasaki Racing Team Suzuka 8Hと熾烈な戦いとなるだろう。加えて、EWC勢はチャンピオンシップの重要な1戦となる。#7 YART-YAMAHA OFFICIAL TEAM EWCを筆頭に、毎年鈴鹿8耐でも速さを見せている#5 F.C.C. TSR Honda France、2022年シーズンを最後に撤退するスズキ陣営からは#1 Yoshimura SERT Motulにも注目したい。

コカ・コーラ鈴鹿8時間耐久ロードレース決勝は11時30分からスタート、8時間後の19時30分にゴールを迎える。


《後藤竜甫》

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