北海道発! 「全力自動車」キャンピングカー登場、地域の企業グループが連携

全力自動車キャンピングカー
全力自動車キャンピングカー全 6 枚

北海道士別市のイトイグループホールディングス(イトイGHD)は、新事業としてキャンピングカーブランド全力自動車」を立ち上げ、た。住宅の職人と車の職人の技術を合わせて、ユーザーに必要なものだけを詰め込んだオンリーワンのキャンピングカーを提供するという。

全力自動車のブランディングは、“北海道の大自然に囲まれた会社がキャンピングカーを全力でつくりました”、“大自然と思い出いっぱいの旅に、全力自動車が寄り添います”をコンセプトとする。生活様式がさまざまに変化するなか、いろいろな人が気軽に「キャンプ・アウトドア・ワーケーション」を楽しメルようにサポートするためのキャンピングカーを製作した。7月から制作、販売を開始している。

イトイGHDは関連9社から成り立ち、土木・住宅・介護・飲食・再生エネルギー・クラフトビール醸造などの事業を展開する地方創生企業だ。全力自動車についてはそれらの中で、土木建築のイトイ産業の“住宅の職人技”と、車両整備販売の士別カードック“車の職人技”によってプロジェクトを進めている。

キャンピングカーはオーバースペックな仕様になりがちだが、全力自動車のキャンピングカーは、ユーザーのニーズに沿った形・仕様で、必要なものだけを搭載したオンリーワンの車を提案する。外装デザイン、ベッド、収納、ポータブル電源(走行時充電可能)、照明器具などの標準的な装備に加え、ユーザーの希望に合わせたオプションにも対応する。ベース車両が新車でも中古車でも作るという。

イトイGHDの菅原大介代表取締役は「コロナ禍を機に、遊び方、働き方がどう変わっていくのか。そうした社会情勢において、私たちのグループができることとは何か考えた。そこで、近年需要が伸びているキャンピングカーを、車のプロと建築のプロの力を掛け合わせて作ってはどうかと思った。キャンプに関心が高い30~40歳代を念頭に、手が届きやすい価格設定としているので、これまでキャンプに興味がなかった人にも全力で楽しんでいただきたい」と語る。

受注してから制作するほか、基本仕様が組み込まれたベースパックの販売も視野に入れており、レンタカーでの運用も準備中だ。


ゆるキャン△ケロリン桶
¥1,430
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《高木啓》

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