[あおり運転実態]どんな行為された? その時どうすれば?

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あおり運転被害は、「自動車に激しく接近し、もっと速く走るように挑発してきた」が最多。被害を受けた際は「道を譲った」「何もしなかった」など、「やり過ごす」対応をとったドライバーが目立つ。チューリッヒ保険会社が全国のドライバーを対象とした「あおり運転実態調査」の結果だ。

[調査:あおり運転に遭遇した時に受けた被害]

あおり運転に遭遇した時に受けた被害について聞いたところ、車体を接近させる挑発行為が最も多く、具体的には、「あなたの自動車に激しく接近し、もっと速く走るように挑発してきた」(75.0%)、「車体を接近させて、幅寄せされた」(21.5%)となった。

また、あおり運転を受けたときにとった対処法は、「道を譲った」が43.3%で最多。「何もしなかった(37.0%)」、「他の道に逃げた(14.5%)」と続き、「やり過ごす」対応をとったドライバーが目立つ。

九州大学大学院の志堂寺和則教授は、事故に直結するような運転行為も報告されている、と指摘する。「あおり運転と言えば、少し前までなら、後続車が車間を詰めて先行車に圧力をかけたり、ハイビームやクラクションで嫌がらせをしたり、というのが典型的なイメージだった。しかし、最近では、後続車が先行車を追い抜いて前に出た後、急ブレーキを踏むといった、非常に危険な、事故に直結するような運転行為も報告されている」。

あおり運転に遭遇したとき、どうすればよいか。志堂寺教授は「道を譲る、他の道に逃げるなど可能であれば、そのような対処が良い。片側1車線の高速道路のように道路状況によっては何もできないこともある。その場合は、気持ちを落ち着けて避難できるところまで運転を続けほしい」とアドバイスする。

あおり運転を受けたときにとった対処法あおり運転を受けたときにとった対処法

志堂寺和則:九州大学大学院システム情報科学研究院教授。専門は、交通心理学、ヒューマンインタフェース。実車やドライビングシミュレータを用いたドライバーの運転行動の計測や運転適性の研究に従事する。

<調査概要>
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2022年6月11~13日
調査対象:1週間に1回以上運転している全国のドライバー2230人

《高木啓》

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