日産『ムラーノ』 2023年型を米国発売、全身ブラック仕様を設定

ボディカラーに2種類の新色を用意

「日産セーフティシールド360」の最新版を全車に標準装備

8.0インチカラーディスプレイ付き「NissanConnect」

日産 ムラーノ の2023年モデル
日産 ムラーノ の2023年モデル全 9 枚

日産自動車の米国部門は8月19日、『ムラーノ』(Nissan Murano)の2023年モデルを発売した。現地ベース価格は、3万3660ドル(約460万円)と発表されている。

ムラーノは、日産の主力SUVのひとつで、ミドルクラスに属する。現行ムラーノは3代目にあたる。2代目までは日本でも販売されていたが、3代目は未導入だ。

◆ボディカラーに2種類の新色を用意

日産 ムラーノ の2023年モデル日産 ムラーノ の2023年モデル

パワートレインは、3.5リットルV型6気筒ガソリン自然吸気エンジンで、最大出力260psを発生する。トランスミッションは、CVTの「エクストロニック」を組み合わせた。駆動方式は、FFと4WDを設定している。

2023年モデルには、ボディカラーに新色が用意される。スーパーブラックとディープ・オーシャン・ブルーパールの2種類の新しいエクステリアカラーが、ラインナップに加わった。他に、ボルダーグレーパール、スカーレットエンバーティントコート、パールホワイト、ブリリアントシルバー、ガンメタリックが選択できる。

さらに、2023年モデルには、「ミッドナイトエディション」が設定された。ミッドナイトエディションでは、フロントグリル、ルーフレール、ドアミラー、アルミホイール、前後バンパーの下側部分などが、ブラック仕上げとなる。

◆「日産セーフティシールド360」の最新版を全車に標準装備

2023年モデルには、先進運転支援システム(ADAS)の「日産セーフティシールド360」の最新版を全グレードに標準装備した。日産セーフティシールド360は、6種類の先進運転支援システムで構成される。「歩行者検出機能付きの自動緊急ブレーキ」は、車両のフロントのレーダーとカメラが、歩行者を検知し、ドライバーに警告を発し、衝突が避けられないと判断した場合、自動でブレーキをかける。

「ブラインドスポットアラート」は、ドライバーの死角に入った車両を、車線変更の際などに警告する。「リアクロストラフィックアラート」は、駐車場などで後退する際、後方の車両を検出し、ドライバーに警告する。「リア自動ブレーキ」は、後退時に静止した物体を検出し、ドライバーに警告し、必要に応じて衝突を回避するために、自動でブレーキをかける。

「車線逸脱警告」は、ウインカーを出さないで車線変更しようとした場合、ドライバーに警告する。「ハイビームアシスト」は、前方の車両を検出し、ヘッドライトのロービームとハイビームを自動で切り替える。

◆8.0インチカラーディスプレイ付き「NissanConnect」

日産 ムラーノ の2023年モデル日産 ムラーノ の2023年モデル

ムラーノ独自の「ソーシャルラウンジ」感覚のインテリアには、ゼログラビティフロントシートとアウトボードリアシートが装備された。オプションで大型のパワーパノラミックムーンルーフが選択できる。

すべてのグレードで、Appleの「CarPlay」とグーグルの「AndroidAuto」を採用した「NissanConnect」を標準装備した。マルチタッチコントロール付きの8.0インチカラーディスプレイも備わる。上位グレードには、ナビゲーション付きのNissanConnectが標準化される。インテリジェント・アラウンド・ビュー・モニターと11スピーカーのボーズ製プレミアムオーディオシステムは、オプションで装備することができる。


《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る