MaaS「収益循環モデル」の事業性を検証へ、北海道江差町エリアで

江差町でのMaaS実証実験
江差町でのMaaS実証実験全 3 枚

サツドラホールディングスは、北海道江差町エリアで、オンデマンドバス運行など、地域住民向けMaaS(モビリティアズアサービス)の実証実験「江差マース」を実施する。8月22日、発表した。

同社では2021年度も江差町で実証実験を実施したが、2022年度はLINEアプリ活用など新しいサービスを活用して取り組む。実証実験は前回の試みをさらに進化させ、有償運行による住民の受容性の醸成や域内共通ポイントカード「江差EZOCA」、アプリによる購買や行動の需要喚起、オンデマンドバス(ジャンボハイヤー)による住民の移動促進を図る。

また、地域の小売事業者など収入の増分を交通サービスの運営に充てる「収益循環モデル」の事業性を検証してビジネスモデルの社会実装を目指す。実証実験ではMaaS配車機能を中心に商店の情報提供・クーポン発券など、「買い物」支援サービスを提供する。

将来的には今回構築するLINE APIを活用したデータ連携基盤と同一の基盤で、ポイントカード/個人認証(デジタルID)連携、デジタル地域振興券など地域通貨機能、マイナンバーなどの行政サービスとも連携する。

オンデマンドバスの運行期間は、江差町南部の一部で10月~11月末、その後、江差町全域で12月~2023年1月末。


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《レスポンス編集部》

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