「S4」でも400馬力!? アウディ A4 ファミリー続々電動化へ、次期型は2023年か

アウディ S4 アバント 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
アウディ S4 アバント 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 16 枚

アウディは現在、主力モデル『A4』ファミリーの次期型を開発中だ。今回スクープサイト「Spyder7」は、パフォーマンスワゴンである『S4アバント』の最新プロトタイプを捉えた。

ニュルブルクリンクからそう遠くない、田舎道で捉えたプロトタイプは、未だディテールが隠されているが、以前のプロトタイプといくつかの違いが見られる。

アウディ S4 アバント 次期型プロトタイプ(スクープ写真)アウディ S4 アバント 次期型プロトタイプ(スクープ写真)

後部にはクワッドエキゾーストパイプを装備しているが、その左排気口には接続されたワイヤーのようなものが見える。排出ガスや音など、何らかのテストをおこなっているのだろう。ワイヤーはハッチ内部へ通じており、車載されたコンピューターなどで検証をおこなっているに違いない。

また以前のプロトタイプで確認された、タイヤ上部のテストギアも外され、5本スポークリムのホイールは背後の大型ブレーキをはっきりと見せている。一見すると最強モデルの『RS4』と錯覚するが、フロントバンパーやフェンダー、下部インテークもコンパクトであることから「S4」で間違いないだろう。

フロントエンドでは、スリム化されたヘッドライトを装備、グリルは若干ワイドに設計されている様子も伺える。後部では、刷新されるLEDテールライトのプレースホルダー(ダミーコンポーネント)が確認できる。

アウディ S4 アバント 次期型プロトタイプ(スクープ写真)アウディ S4 アバント 次期型プロトタイプ(スクープ写真)

キャビン内では、インストルメントクラスターのワイドフローティングスクリーンを備えるほか、『Q4 e-tron』に似た形状のフラットボトムステアリングホイールを装備。オートマチックトランスミッションの分厚いシフトレバーはコンパクトなセットアップに変更される。

次期型A4ファミリーは、VWグループの「MLB Evo」プラットフォームのアップデートバージョンを採用する。S4のパワートレインは、最高出力349ps、最大トルク500Nmを発揮する3.0リットルV型6気筒ターボチャージャーエンジンがキャリーオーバーされる見込みだが、ハイブリッドが組み合わされる可能性があり、その場合、最高出力は400ps近くまで向上すると噂されている。

2023年登場とされるA4だが、S4の登場はまだ先で、早くとも2023年秋以降と予想される。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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