ベントレーマンションは車に乗ったままエレベーターで上下、420万ドルから

ベントレーレジデンス:デザーベーター
ベントレーレジデンス:デザーベーター全 15 枚

ベントレーモーターズが米マイアミに建設中のレジデンシャルタワー「ベントレーレジデンス」は、各フロアの各住戸に、3台または4台駐車可能なガレージを完備する。居住者は車に乗ったままエレベーターで上下する。

エレベーターは開発パートナーであるデザー・デベロップメント社(Dezer Development)にちなんで「デザーベーター(Dezervator)」と名付けられた。居住者はデザーベーターに車ごと乗り、道路から自宅のガレージまでひと息に移動できる。

ベントレーとデザーは2021年にパートナーシップ提携を発表し、ベントレーブランド初となる高級レジテンスが61階建ての高層ビルとなり、各住戸からベイビューやオーシャンビューを得られることを明らかにしていた。2022年には建設予定地の近くにセールスギャラリーをオープンした。物件は2026年に完成予定だ。

ベントレーレジデンスにはデザーベーターが4基設置される。各エレベーターには油圧搬送システムがあり、車はこのシステムでエレベーターに出入りする。ドライバーはフロア内で切り返しや前後進に神経を使わなくてよい。最上階の61階まで、各住戸内に3台または4台駐車可能なプライベートガレージが用意され、希望すればEV充電設備も設置できる。

居住者が所有するクルマにはすべてRFID(無線認証)タグが貼られる予定だ。ベントレーレジデンスに車で到着するとRFIDタグが自動で読み取られ、照明システムが作動し、自宅に移動するデザーベーターへとドライバーを誘導する。ドライバーは降車したりボタンを押したりせずに、乗ったまま自宅前まで移動できる。

ベントレーレジデンスの住戸は420万米ドル=約5億7500万円からだ。ベントレー『ベンテイガ』の日本価格が消費税込み2340万円なので約25台分の金額になり、さらにガレージに4台を収めることになる。



恋のマイアヒ
¥250
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る