ガソリン高騰などでカーシェアにも値上げの波[新聞ウォッチ]

e-シェアモビ
e-シェアモビ全 2 枚

マイカーを所有していない人などが、コインパーキングなどに駐車している乗用車を共同で利用する「カーシェアリング」の事業環境が、厳しさを増しているそうだ。きょうの読売が報じているが、ガソリン価格の高騰や車両価格の上昇の影響で「カーシェアにも値上げの波が広がっている」などと取り上げている。

記事によると、日産自動車が運営するカーシェアサービス「e-シェアモビ」は8月から、一部車種の15分当たりの利用料金を50~100円高い250~300円に引き上げ、長時間利用のパック料金も200~1100円値上げしたという。また、三井不動産リアルティは4月、「カレコ・カーシェアリングクラブ」の10分当たりの利用料金を10~20円値上げしたほか、オリックス自動車も6月、6時間超走ると発生する距離料金を1km16円から18円に引き上げたという。

こうした中、国内最大手のタイムズカーを展開するパーク24は、「現状のガソリン価格なら許容範囲内。現時点で価格改定の予定はない」と料金を据え置くとも伝えている。各社はレンタカーとの差別化を含めてサービスを充実させながら、顧客のつなぎとめにも躍起になっているようだ。

2022年8月29日付

●アフリカ開発国際基準で、対中年頭順守を促進、TICAD閉幕(読売・1面)

●金属回収再資源化を倍増「都市鉱山」輸入強化(読売・1面)

●カーシェア値上げの波、ガソリン・車両価格高騰(読売・4面)

●大企業設備投資26%増、今年度見通し、コロナ禍前の水準に(読売・4面)

●内閣支持急落47%、本社世論調査(朝日・1面)

●主張、日野自の販売停止、会社の再建はできるのか(産経・2面)

●日中50年と企業、EVが促す攻守逆転(日経・2面)

●スズキとトヨタ、インドでEV、共同開発、25年までに発売(日経・7面)

《福田俊之》

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