[DSPのススメ]単体DSPは入門機から超高級機まで多彩、注目モデルを紹介!

PLUG&PLAY・PLUG&PLAY DSP
PLUG&PLAY・PLUG&PLAY DSP全 7 枚

理想のサウンドを追求しようとするカーオーディオ愛好家の多くは、「単体DSP」を使っている。今回は、そんな魅惑のユニットの中の注目株を、一気に4モデル紹介する。愛車のシステムを本格化させることに興味があれば、当記事を熟読されたし。

【画像全7枚】

◆手頃な本格機、「PLUG&PLAY」の『PLUG&PLAY DSP』に注目!

まずは、国産ハイエンドカーオーディオブランドの「ビーウィズ」がプロデュースする「PLUG&PLAY(プラグ アンド プレイ)」の『PLUG&PLAY DSP』(税抜価格:10万円)から紹介しよう。なお当ブランドは、「パワーアンプ内蔵DSP」を紹介する記事の中でも触れたとおり、2019年に誕生したばかりの気鋭のブランドだ。

ちなみに同ブランドは「もっと良い音をもっと気軽に楽しんでもらうこと」をコンセプトに掲げていて、ゆえに特に「パワーアンプ内蔵DSP」では使い勝手の良いエントリー機も用意している。

対して「単体DSP」は、1機種展開だ。というのも、「単体DSP」は本格志向のユーザーに使われる傾向が強い。ゆえにエントリーモデルは省かれたのだろう。実際『PLUG&PLAY DSP』は、ハイレベルなシステムの構築も可能なスペックが確保されている。8chをコントロールできるので、フロント3ウェイ+サブウーファーという上級スピーカーレイアウトの制御も可能だ。また、96kHz/24bitまでのハイレゾ音源にも対応する光デジタル入力も装備する。

ヘリックス・DSP ULTRAヘリックス・DSP ULTRA

◆『PLUG&PLAY DSP』には、スペシャルなメカも付属!

ところで『PLUG&PLAY DSP』には、特別なメカも付いている。組み合わせる外部パワーアンプの音質改善効果が見込めて、さらには電源投入時の過大電流も抑制可能なリモート電源ディストリビューター(電源フィルター内蔵、最大8台までの外部機器を制御可能)も付属されている。しかし価格はあくまでもリーズナブル。しかもコンパクトで省電力だ。

なお同ブランドでは、手頃な価格ながらハイエンド機に肉迫する性能を有する小型の2chパワーアンプ『PLUG&PLAY POWER』(税抜価格:3万9000円)も用意している。『PLUG&PLAY DSP』と当機を組み合わせれば、コンパクトに本格システムを完成させられる。

続いては、ドイツに本拠を置く「ヘリックス」のラインナップを紹介しよう。同社の「DSP」は、カーオーディオ愛好家の中で「単体DSP」とDAPとが組み合わされるようになった2010年代の半ば頃から、特に広く使われるようになった。そして今や、「単体DSP」市場をリードするブランドの1つともなっている。

で、同社は今、「単体DSP」を計4機種用意している。その中でのフラッグシップ機は、『DSP ULTRA』(税抜価格:23万円)だ。当機は12chを制御でき、96kHz/32bitまでのハイレゾ音源にも対応する。

ビーウィズ・STATE A6R seriesビーウィズ・STATE A6R series

◆「ヘリックス」は手頃なベーシック機も用意。そして「ビーウィズ」では…。

また同社は、「単体DSP」中の最エントリー機となる『DSP MINI MKll』(税抜価格:7万円)も持っている。なお当機はコントロール可能なch数は「6」なので、フロント2ウェイ+サブウーファー、もしくはフロント3ウェイまでしか制御できない。しかし旗艦機にも採用されている「ACO」プロセッサーを搭載するなど、基本性能は至って高い。高音質なライトシステムを構築したいと思ったときには、当機は有力な候補に成り得る。

最後に、超ハイエンドモデルも紹介しよう。それは、「ビーウィズ」の『STATE A6R series』だ。当シリーズには3機種がラインナップされていて、ベーシック機となる『STATE A6R kishi model』でもその税抜価格は50万円。フラッグシップ機となる『STATE A6R kishi model MONO』に至ってはなんと、その税抜価格は300万円とだ。正真正銘の最高峰機種と言って良い。

なお『STATE A6R kishi model MONO』がここまでのハイグレード機となっているのは、『STATE A6R kishi model』が6台にて構成されているからだ。なので当機を用いると、3ウェイスピーカーシステムの各chをコントロールユニットから分離させたマルチアンプシステムの構築が可能となる。

そして6台が組み合わさることで、チューニング機能もかけ算で増強される。このようなスペシャル機があることも、知っておいて損はない。もしもどこかのイベント等で当機を搭載したクルマの音を聴けるチャンスを得られたら、それを逃すことのなきように。


《太田祥三》

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