ライバルは日産ローグ、VWファミリーの小型SUVが初の大幅改良へ

VW Tharu/Taos 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)
VW Tharu/Taos 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)全 17 枚

VWのファミリー向けコンパクトSUV、『タル(Tharu)/タオス(Taos)』の改良新型プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

タルはVWグループの「MQB」プラットフォームに基づくコンパクトSUVで、初代となる現行モデルが2018年に発表。発売当時は中国専用モデルだったが、2020年以降は北米、及び南米でタオスとして販売されている。タルは上海VWによって製造されており、ICE駆動とバッテリー駆動バージョンが提供されいてる。一方タオスは、メキシコで生産されている。

今後も欧州での発売は予定されていないはずだが、開発車両はドイツ・ヴォルフスブルク市街地で撮影された。

VW Tharu/Taos 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)VW Tharu/Taos 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

プロトタイプのフロントエンドには、新設計のヘッドライトを装備しているようだ。ただし、ステッカーでカモフラージュされ、現行型LEDデイタイムランニングライトを装っている。またコーナーエアインテークを含むバンパーも改良中が施されている様子が確認できる。

ボディサイドには今のところ変更は見られないが、リアエンドには新グラフィックのテールライトが装着。おそらく全幅におよぶLEDライトバーとなるだろう。またリフレクターの位置が変更された新しいバンパーが確認できる。

VW Tharu/Taos 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)VW Tharu/Taos 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

タルとタオスは異なるエンジンをラインアップ。米国では最高出力158ps、最大トルク249Nmを発揮する1.5リットル直列4気筒ターボチャージャーガソリンエンジンを搭載、前輪駆動モデルには8速トルクコンバーター式オートマチックギアボックスがあり、AWDには7速デュアルクラッチトランスミッションが装備される。中国では、最高出力190psを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボエンジン、最高出力136psのシングルモーターを搭載するEV「e-Tharu」も提供される。

ワールドプレミアは2023年以降で、市場では日産『ローグ』などと競うことになる。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る