メルセデスベンツの新車種『CLE』、ヘッドライトは次期Eクラス、コックピットはCクラス風に

メルセデスベンツ CLE 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
メルセデスベンツ CLE 市販型プロトタイプ(スクープ写真)全 15 枚

メルセデスベンツが開発を進めている新車種『CLE』。その市販型の最新プロトタイプを激写することに成功した。車内の様子も含め、スクープサイト「Spyder7」がレポートする。

ニュルブルクリンクで捉えたプロトタイプは、徐々にカモフラージュが削ぎ落とされてきている。ボディサイドのショットからは、ホイールベースがかなり長いことがわかる。クーペライクながら後部座席は2人を乗せるには十分なスペースがありそうだ、フレームレスウィンドウを持つ2つのドアと、セダンより低いルーフが特徴となっている。

メルセデスベンツ CLE 市販型プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスベンツ CLE 市販型プロトタイプ(スクープ写真)

テールはハッチバックではなく、きちんとしたトランクを持っていることもわかる。逆アーチ型のLEDテールライトの一部が見てとれるほか、バンパーがエキゾーストパイプを隠しているのも印象的だ。

ヘッドライトの形状は、次世代のメルセデス『Eクラス』に見られるものと似て“つり目”形状だ。同ブランドでは、2ドアクーペ、及びオープンモデルの再構築を図っており、CLEが『Eクラスクーペ/カブリオレ』に代わるモデルであることからも、デザインに共通性がもたらされるのも納得だ。

キャビン内は、3本スポークの多機能ステアリングホイールを装備、その奥には、ワイドなデジタルインストルメントクラスターがあり、現行『Cクラス』と同様のレイアウトが確認できる。インフォテインメントスクリーンは縦長のレイアウトで、センタースタックに角度を付けて配置されている。

メルセデスベンツ CLE 市販型プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスベンツ CLE 市販型プロトタイプ(スクープ写真)

BMW最新のダッシュボードは、デジタルインストルメントクラスターとメインコンソールのタッチスクリーンを組み合わせて1つの巨大な長方形のデジタルディスプレイを作成するが、メルセデスの開発チームは2つを分離したままにすることを選んだようだ。ディスプレイの下部には、HVACコントロールがあり、同心円状の金属要素と中央の長方形部分を備えたスタイリッシュな通気孔が配置されている。

市販型では、Cクラスと同じ「MRA-2」プラットフォームを採用。これにより、両モデルで同じパワートレインを共有できる。おそらく、最高出力258ps、最大トルク400Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、頂点には電動化された2.0リットル直列4気筒ターボチャージャー搭載のAMG『CLE 63』も導入されるはずだ。

CLEのワールドプレミアは、2022年内と予想されているが、カブリオレが同時発表かは不明。今後派生ワゴンとなるシューティングブレークの登場も噂されている。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る