多摩美術大学とメルセデス・ベンツ日本は連携協力協定を締結した(9月16日発表)。日独間でアーティストを相互に派遣・招聘し、新たな作品を制作する滞在プログラムを実施する。
多摩美術大学は、メルセデス・ベンツ日本が1991年より継続している文化・芸術支援活動「メルセデス・ベンツ アート・スコープ」の2022-2024年における新プログラムに参画し、次世代アーティストの育成と国際交流を支援する。
「メルセデス・ベンツ アート・スコープ」は、現代美術の有望な若手アーティストの育成と国際交流を促進し、芸術・文化のさらなる発展に寄与することを目的としたメルセデス・ベンツ日本のCSR活動だ。日独間でアーティストを相互に派遣・招聘し、異文化での生活体験、創作活動を通じて交流を図り、新たな作品を制作する滞在プログラム「アーティスト・イン・レジデンスプログラム」を主軸とする。
メルセデス・ベンツ アート・スコープ 2022-2024プログラム概要
●アーティスト・イン・レジデンス(2023年、2024年)……日本人アーティストおよびドイツ在住アーティスト各1名が互いの国に2~3か月間滞在し、その経験をもとに作品を制作する。
●次世代アーティストの育成(2023年、2024年)……アーティストは、レジデンスで得た経験を踏まえ、多摩美術大学大学院生向けに、ワークショップや特別レクチャーなどの授業を実施する。
●ウェブサイト、SNSでの作品発表および情報発信(2022年より)……プログラムを通じて制作された作品や学生との交流の様子をウェブサイトで発信する。
●様々な発表場所の提供、他分野とのコラボレーション(2022年より)……多様化するアーティストの表現手法や発表方法に合わせ、ウェブサイトや多摩美術大学構内など様々な場所で、作品の発表や展示を実施する。また業種・業界を問わず、企業や団体、機関および本プログラムに参加したアーティストとのコラボレーションを行ない、アートがもたらす新たな視点を提供する。