空飛ぶクルマ開発のSkyDrive、三菱UFJやスズキなど13社から資金調達

SkyDriveが開発中の2人乗り機体
SkyDriveが開発中の2人乗り機体全 2 枚

「空飛ぶクルマ」および「物流ドローン」を開発するSkyDriveは、三菱UFJ銀行スズキなど13社を引受先とした第三者割当増資および銀行融資により、シリーズCラウンドにおいて総額96億円の資金調達を実施したと発表した。

シリーズCにおける資金調達の引受先は、SCSK、関西電力、近鉄グループホールディングス、スズキ、損害保険ジャパン、東京海上ホールディングス、豊田鉄工、日本化薬、日本発条、ペガサス・テック・ベンチャーズ、三井住友信託銀行、三菱UFJ銀行、りそなグループの13社。これにより、SkyDriveの累計調達額は約147億円となる。

SkyDriveは、「日常の移動に空を活用する」未来を実現するべく「空飛ぶクルマ」と30kgの重量物を運搬できる「物流ドローン」を開発している。

空飛ぶクルマは2019年に日本で初めて有人飛行に成功。2021年10月には日本で初めて空飛ぶクルマの型式証明申請が国土交通省に受理された。現在は、2025年の大阪・関西万博開催時に、大阪ベイエリアでのエアタクシーサービスの実現を目指し、2人乗り機体「SkyDrive式SD-05型」の開発を進めている。


《纐纈敏也@DAYS》

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  3. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  4. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  5. 【マツダ CX-60 MHEV 新型試乗】買い時とグレードのチョイスに迷う存在…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る