浪江町でMaaS社会実験、公共交通機関の使用を促進へ

「なみえI・DO(いどう)プロジェクト」のイメージ
「なみえI・DO(いどう)プロジェクト」のイメージ全 4 枚

ゼンリンは、長大、浪江町(福島県)とともに、浪江町内へのMaaS社会実装と事業化に向けて「なみえI・DO(いどう)プロジェクト」の実証実験を実施する。

10月7日からスマートフォンアプリ「なみえI・DOアプリ」を提供し、住民の公共交通の利用頻度向上を目指すとともに、アプリで得られる移動データから住民の移動需要、傾向を把握し、自由に移動できるまちづくりを進める。

実証では、ポイントサービスやイベント情報の配信機能を持つスマートフォンアプリを提供し、地域の人々の外出機会創出、地域の活性化を目指す。アプリで人の移動データを個人が特定されない形で蓄積し、得られたデータを自由に移動できるまちづくりに活用する。

実証実験は10月7日から12月22日まで。地域のイベント情報の確認や、移動距離や手段に応じて各種特典との交換が可能になるポイント付与サービスを、スマートフォンアプリ「なみえ I・DO アプリ」で提供する。

「なみえ I・DO アプリ」では1日の移動履歴を「徒歩」、「滞在」、「自動車」、「自転車」といった様々なジャンルごとに登録できる。記録した移動データはポイントに変換、各種特典と交換できる。

アプリから得られる住民の移動データを収集し、交通事業者・地域事業者に提供する。実証終了後は、実証結果の地域課題解決への効果を検証するとともに、将来的な他地域への横展開の可能性を検証する。

《レスポンス編集部》

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