九州エリア最大規模!「オートアフターマーケット九州2022」に1000名超の来場者

九州エリア最大規模!1,000名超の来場者を迎えた大盛況のアフターマーケット展示会…オートアフターマーケット九州2022
九州エリア最大規模!1,000名超の来場者を迎えた大盛況のアフターマーケット展示会…オートアフターマーケット九州2022全 16 枚

幅広い自動車アフターマーケット事業者を対象にした、九州エリア最大規模のビジネス専門展示会『オートアフターマーケット九州2022(実行委員長:株式会社ランテル 代表取締役社長 高木英彦)』が、10月1日(土)・2日(日)の2日間にわたり、マリンメッセ福岡B館(福岡県福岡市博多区沖浜町2−1)で開催された。

EVバスの展示や、TEPCOブランドのEV普通充電器が自動車アフターマーケットの展示会としては初展示となったことなど、会期前から注目度が高かった同展示会には2日間で1041名が来場。会場内は活気に溢れていた。

同展示会は、福岡県に拠点を置く自動車部品商の株式会社ランテルの高木英彦社長が実行委員長を務め、オートアフターマーケット九州実行委員会が主催し、今回が3回目の開催。「自動車アフターマーケットビジネスの羅針盤 ~既存事業の合理化と新規事業の開拓~」をテーマに、電子制御装置整備関連の整備機器やカーディテイリング関連の資材・サービスを取り扱う事業者127社・448小間が出展し、塗装ブースでは塗装の実演が行われたほか、地域連携の重要性や商用車におけるEV対応など、自動車アフターマーケットの最新動向に関するセミナープログラムも2日間で6本開催された。

開会の挨拶をするオートアフターマーケット九州実行委員長の高木英彦氏(株式会社ランテル代表取締役社長)

充実した展示コンテンツの数々

今回の「オートアフターマーケット九州2022」で注目を集めていたのが、普及が進むEVに対応するための「EVゾーン」。熊本県でスクールバスの実証実験に導入された株式会社EVモーターズ・ジャパンのEVバスやテスラ・モデル3、HYUNDAI・IONIQ5のレンタカー、中国BYD社製の電動フォークリフトの展示など、EVビジネスに関連するする様々な展示が行われていた。またTEPCOブランドで多台数対応かつ充電電流の制御(デマンドコントロール)機能のついたEV普通充電器は、自動車アフターマーケットの展示会には初の出展ということもあり、ブースには機能や仕組みについて質問する来場者が多く見受けられ、関心の高さが伺えた。

また、昨年も大好評だった特価品の販売コーナーが拡充され、今回は商用の軽バン4台が販売されていた。ユニークだったのは、来場者に直接入札してもらう形での販売がなされていた点で、これも今回のオートアフターマーケット九州2022ならではの企画だった。来場者が4台の軽バンとそれぞれの入札箱を興味深そうに眺める姿が印象的だった。

また、展示については「一般展示」「主催展示」のほか「タイヤサービス」「車検・整備」「BP」「EV関連」「電子制御装置整備」「実演」「商用車」「AV」「特売コーナー」などにカテゴリー分けされており、来場者にとって分かりやすい展示レイアウトとなっていた。

今回のテーマ「自動車アフターマーケットビジネスの羅針盤 ~既存事業の合理化と新規事業の開拓~」を目指し、厳しい環境の中でも新しいビジネスのきっかけやヒントを掴もうと、来場者は真剣な眼差しで各ブースを回っていた。100年に1度の大変革期と言われる自動車業界において、このような展示会が盛況であることの意味は大きい。

九州エリア最大規模!1,000名超の来場者を迎えた大盛況のアフターマーケット展示会…オートアフターマーケット九州2022

《カーケアプラス編集部@松岡大輔》

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