DS 3 のEVに改良新型、航続400km超え…パリモーターショー2022で発表へ

都市部での走行に限れば航続500km以上も可能

新デザインのバンパーやヘッドライト

10.3インチの高解像度センタースクリーン

DS 3 E-TENSE 改良新型
DS 3 E-TENSE 改良新型全 10 枚

DSは10月10日、小型クロスオーバー車の『DS 3クロスバック』(DS3 CROSSBACK)のEV『DS3クロスバックE-TENSE』の改良新型を10月17日、フランスで開幕するパリモーターショー2022で初公開すると発表した。

写真:DS 3 改良新型のE-TENSE

◆都市部での走行に限れば航続500km以上も可能

改良新型では、車名を『DS 3 E-TENSE』に変更。EVパワートレインの性能を引き上げた。モーターの最大出力は136hpから156hpへ、20hp強化。最大トルクは26.5kgmに据え置かれた。

リチウムイオンバッテリーは、蓄電容量を50kWhから54kWhに大容量化した。1回の充電での航続は、WLTPサイクルの複合モードで最大402kmに到達する。従来の341kmに対して、18%航続を伸ばした。都市部での走行に限れば、航続500km以上も可能という。

このリチウムイオンバッテリーには、液体循環による熱制御と、急速充電性能の向上、航続や寿命の延長を可能にするヒートポンプが備わる。車載充電器は直流の場合、出力100kWでの充電が可能で、約25分でバッテリー容量の80%を充電できる。交流の場合、出力11kWでの充電となり、約5 時間でフル充電できる。

◆新デザインのバンパーやヘッドライト

DS 3 E-TENSE 改良新型DS 3 E-TENSE 改良新型

フロントマスクを中心に変更を受けた。新デザインのフロントバンパーの左右には、『DS 4』や『DS 7』に採用されたのと同様のデイタイムランニングライトが組み込まれる。ヘッドライトには、最新のLEDテクノロジーを導入した。フロントグリルは、仕様に応じてグロスブラックまたはクロームメッキ仕上げとなる。

リアは、テールライト周りに、漆塗りのブラックストリップをあしらった。このブラックストリップには、DS7と同様に、ポリッシュドステンレス製の「DS AUTOMOBILES」の文字が配されている。

アルミホイールは、効率を高める新しいデザインを採用した。タイヤは低転がりタイプ。オプションで「Tall & Narrow Class A+」タイヤと18インチ 「TOULOUSE」ホイールが選択できる。

◆10.3インチの高解像度センタースクリーン

DS 3 E-TENSE 改良新型DS 3 E-TENSE 改良新型

ダッシュボードの中央には、グロスブラックのサラウンドを備えた大型の10.3インチの高解像度センタースクリーンを配置した。最新のインフォテインメントシステム「DS IRIS SYSTEM」は、コネクテッドナビゲーションとインテリジェントな音声認識を可能にした。このシステムの特徴は、ドライバーの視線に重要な情報を投影するヘッドアップディスプレイと7インチのインストルメントパネルを、ユーザーがパーソナライズできる点にある。

中央の画面は12の正方形に分割され、さまざまなサイズのウィジェットに対応する。インストゥルメントに関しては、2つの異なるパーツに分割されており、どちらもパーソナライズすることができる。各種機能は、40種類の言語に対応した高度な音声認識システムや、センターパッドのタッチコントロールで制御できる。人間工学も改善されており、ミラーリング機能がワイヤレスで利用できるようになった。

「MyDSアプリ」の「E-TENSEリモートコントロール」を使用すると、バッテリーの充電レベル、航続、充電の残り時間などの重要な情報にアクセスできる。乗車前に、空調の温度をあらかじめ設定することも可能だ。MyDSアプリによって利用できるこれらのサービスは、遠隔操作でのドアのロックとロック解除、ヘッドライトの点灯も可能にする。MyDS アプリには、目的地を検索して車載インフォテインメントシステムに直接送信できる 「Send2Nav」モジュールも採用されている。

《森脇稔》

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