ポルシェとアウディ、急速充電器ネットワークの相互利用サービス開始

プレミアム チャージング アライアンス
プレミアム チャージング アライアンス全 7 枚

ポルシェジャパンアウディジャパンは10月13日、両ブランドが展開する急速充電器をポルシェ・アウディオーナーが相互利用できる「プレミアム チャージング アライアンス」を開始した。

プレミアム チャージング アライアンスは、ポルシェとアウディのBEV(電気自動車)モデルのオーナーに向けて、両ブランドのディーラーネットワークや都市部に展開する150kW級出力、CHAdeMO規格の急速充電器ネットワークを統合。

これにより、ポルシェジャパンが展開するポルシェターボチャージャー69基、アウディジャパンが展開するアウディウルトラチャージャー52基、2社合計110拠点121基(2022年12月末時点)の150kW急速充電器を、両オーナーは利用できるようになる。

プレミアム チャージング アライアンスは当初、7月1日にサービス開始を予定していたが、万全を期すため延期。満を持して10月13日よりサービスを開始する。

ポルシェターボチャージャーはABB社と共同開発した急速充電器。150kWの出力により、『タイカン』の車載バッテリーを24分で80%(走行距離300km分)充電できる。国内ポルシェセンターの他、虎ノ門ヒルズ、LINKS UMEDA、あべのハルカス、ヒルトン名古屋、ナゴヤセントラルガーデン、京王プラザホテル、ポルシェの体験型施設ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京を含めると8拠点(14基)が現在も稼働している。

アウディウルトラチャージャーは、1台単独充電時150kW(定格総出力180kW)のパフォーマンスを持つ急速充電器だ。現時点の最大出力は90kWに制限されており、2023年春以降ソフトウェアがアップデートされ次第、最大150kW(1台単独充電時、2台同時充電の場合は1台当たり最大90kW)のフル充電パフォーマンスを提供予定。10月13日時点で12拠点12基、11月末までに39拠点39基、年末までに52拠点52基を設置する予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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